子育ての局面における利他の芽
一男一女を育てている。長子と末子を育てている。
買い物のときに、男の子に、重い荷物を持ってもらう。「弱いものを守らないといけない」というメッセージを送る。
なんというか、手近で具体的な行動を通して、「社会から期待される行動はある」とか「人間には利他心が必要」みたいなことを受け継がせたいみたいなことを思う。
ただ、ここで女の子を育てるときの、小さい頃の利他のメッセージって難しい。
「優しさ」とか「気遣い」みたいなところから教えちゃうと、あまりに前時代的になってしまう。
まったく余談なんだけど、漫画の『Dr.STONE』って、大好きなんだけど、とくに序盤に、微妙に性差別的だったり、男性性の規範性の呪いを再生産しかねない台詞があったりするのが、ちょいザラつく。 さらにいうと、それが受け入れられたり、自分で感動したりする、心の芽が自分の中にあるところにも、ある種の不安感はありますね。