2009-06-08
*1244417929*ジュリアン= オピー風 小池スタイル
これを見てつい発作的に
こんなの描いた。世界の小池スタイル。
ところでジュリアン=オピーはボディをもっとしっかり描いているけど、そうしていないのはひとえに僕の画力不足。
んー「頭離れてる」って印象が強かったので上みたいになったけど、もう一度眺めてみるとそこまで離れているわけじゃないか。
こんな感じか。
*1244473567*パラノイア(カードゲーム)が届きました
Amazonで「在庫1点」と書いてあったのでつい。TRPG版はやったことがなくて、なにぶん有名なゲームなので一度やりたいなぁと思いつつも誰がGMできるんだー、という。そういう話をしていたらカードゲームがあると聞いて、あのゲームをどうやってカードゲームにするのやら、、と気になったので買ったという。
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さてまあ3人以上8人までのゲームらしいので1人で3人分プレイする。みんな最初は赤。まずはチームリーダーを選んでチームリーダーはオレンジに昇格します。まあ、リーダーの一郎と二郎と三郎のチームにしてみる。クローンはデフォルトでは6人いるけど、時間がかかるので3人にしよう。3人それぞれにクローンチップを3つ配る。
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次にミッションカードをめくる。「反逆者をぶっ殺せ」ミッションに5ポイントの負傷ポイントを与えよ。最後に与えたプレイヤーは1階級昇進、与えていないプレイヤーは1階級降格。ふむ。わかりやすい。とにかく殴ればいいのね。
カードを配る。リーダーはオレンジなので6枚+リーダーボーナスで7枚。残りの二人は5枚。素直に全員1ポイントずつ負傷ポイントを与えて、リーダーが最後に火炎放射器で2ポイント与えて終了。一郎「コンピュータ!反逆者はやっつけました!」コンピュータ「よろしい、一郎は功績を認めてイエローに昇進だ」
二つ目のミッション「アウトドアの探索」ミッション成功時負傷しているプレイヤーは昇進、そうでないプレイヤーは反逆ポイント+3。ミッション失敗時、全員クローンを失う。「つまり生還したら名誉の負傷をしている人は昇進ということか」「自分で自分を撃ってもいいの?」「うむ、死なない程度にな。死んでいるプレイヤーは成功報酬を得られない…と思ったが明記はされていないな。負傷トークンが許容量を超えたときにどういう処理をするかが明記されていないから行動不能としてトークンを抱えたままいるのか次のミッション開始時にクローンがやってくるのか、それとも即座にクローンが来るのかがわからないな。まあ2番目だと思うが。」
さて、カードを補充したらリーダーからスタートである。今回は最後にとどめを刺した人じゃなくても報酬があるから最初から火炎放射器を使う。二郎は煽動を使って同じく2ポイントの負傷ポイント。む、三郎はダメージを与えられるカードが1枚しかない。これはこのターンで自分に撃っておくべきか。しかしアイスガンだ。次のターンを休むことになる。まあいいや。自分を攻撃。二郎「善良な市民を攻撃すると反逆ポイント+2じゃないのか?」三郎「え、自分なのに?」二郎「そもそも善良な市民を攻撃することは、コンピュータの財産に対する器物損壊なので反逆なんだろ。じゃあ自傷でも同じじゃない?」三郎「むう。反逆ポイント+2。」
一郎「まあ、みんな自分を撃ってダメージと反逆ポイント+2を受けつつミッションをクリアしてみんなで1階級昇進すればいいよね」二郎「(…そうすると一郎が有利すぎるんじゃないか?)」
一郎はレーザーピストルを自分に撃って負傷+1, 反逆+2。二郎「まった。そこで『最新の反逆行動リスト』発動、直前にプレイされたカードをキャンセルして一郎に反逆+1」三郎「一郎は反逆:3か。次に自分を撃ったら反逆者に認定されるな。」一郎「む…」
三郎はミッションに負傷ポイント+1。のこり3つでミッションクリアだが、いま終わると一郎と二郎は反逆者として処刑される。しかし一郎としては自傷しても反逆者になってしまう。難しいところだ。カードをよく見る。むう、反逆トークン限定の即効カードがあったじゃん。っていうか今気づいたけどさっき一郎の自傷をキャンセルしたときに反逆+2もキャンセルされているはずじゃん。むう。とりあえず一郎に反逆ポイントを減らすカードはない。ここは一階級昇進するために死ぬのを覚悟で自傷するしか。
二郎も自傷をして現状: ミッション 負傷5, 一郎 負傷2 反逆7, 二郎 負傷1 反逆2, 三郎 負傷2 反逆2。三郎「そうだなぁ。もうミッションを攻撃するカードはないんだよ。すばらしくうまい嘘で二郎を反逆者に仕立て上げる。二郎の反逆+3。二郎が反逆者であることを暴いたので自分は反逆-2。」二郎「な、なんだと。ということは…」一郎「ミッションが成功しても失敗しても自分たちは死ぬのだから、せめて成功させて昇進しないとだな…しかし俺も攻撃カードが残っていない。医療ボットで可愛い弟の二郎を回復させてやろう。」二郎「む…俺だけ無駄死に?うーむ。今一郎を殺してもリーダーは反逆トークンの少ない三郎になるし、うむ。プラズマキャノンを自分に使って反逆-3。これで俺は反逆者じゃない。残りカード一枚。」三郎「賄賂を使って直前に使われたプラズマキャノンをキャンセルし、自分の物にする。二郎は反逆者のまま、プラズマキャノンは僕の物」一郎「じゃあ三郎も回復してあげよう」三郎「医療ボット2体も持ってたの!?」二郎「最後のカードだよー。使えないカードなので捨て。プレイフェイズ終了~」
コンピュータ「愚かな市民たち。十分な装備がありながらミッションをコンプリートできなかったのですね」一郎「(ミッションには十分だが、それでは自分が反逆者になってしまうレベルだった気がするが)」コンピュータ「一郎、あなたはよく頑張りました。グリーンに昇進です」一郎「ありがとうございます!」コンピュータ「怠けていた二郎と三郎は反逆ポイント+3です」二郎「いや、怠けていたわけは…これは一郎が回復を…」コンピュータ「私の判断に間違いがあるとでも」二郎「い、いいえ、コンピュータの判断に間違いはありません!」
秘密警察フェーズ
秘密警察「3人とも反逆者だな。ZAP ZAP ZAP」
二郎2「結局一郎が一人得をしたじゃないか」三郎2「医療ボットが二つあるとは思わないじゃん」
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一郎2「はいはい、次のミッションに行くよー。ミッションに反逆+3せよ。最後にトークンを与えた者が昇進、トークンを与えていない者が降格。」二郎「とは言っても俺たちには下がないんだがな」三郎「(ひそひそ、今度こそ一郎をなんとかしないと。ミッションが失敗したときにはチームリーダーと他の一人が降格だから、失敗させればいいんじゃない?)」二郎「(そうだな。もしくは一郎を殺すかだな。)」
一郎「ふむ…反逆告発状を使ってミッションに反逆ポイントを3ポイント追加。ミッションコンプリート!」三郎「えーーーーー」
コンピュータ「一郎、よく頑張りました。ブルーに昇進。二郎、三郎…。今回は見逃しますが今度こそちゃんと働きなさい」二郎「…。」
一郎はカード枚数が8枚になった。一方残りの二人はまだ5枚である。
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一郎「次のミッションは…3の負傷ポイントを与えたら最後に与えた人が昇進、か」二郎「さっきとほとんど同じだな…」
一郎「(しかし与えられる負傷ポイントが最大で1だ…)ハピネスオフィサー、二郎は楽しんでいるか?楽しんでない?楽しくないことはコンピュータに対する反逆だ。二郎の反逆ポイント+3。」三郎「まった!賄賂を使用してキャンセル。ハピネスオフィサーは僕のものになる!」二郎「ありがとう、三郎。ミッションを負傷させることはできるか?」三郎「それが…残念ながら1枚もないんだ」二郎「そうか…アシストしようかと思ったんだがな。ゴムぞうきんボットを改造して一郎を攻撃、負傷+2。これは機械の暴走なので俺は悪くない!」一郎「ふむ。まあHPはまだ3残っているから大丈夫だろ」三郎「嘘発見ボットを一郎に適用、一郎はカードの枚数だけ反逆ポイントを得る!」一郎「トンデモ論理発動。ブルークリアランスの俺を反逆だというような三郎が反逆なのだ。7ポイントの反逆ポイントは三郎へ移動。そして三郎に捕獲銃」二郎「カウンター!そこで裏切りを発動。一郎の暴挙は反逆だ。捕獲銃をキャンセルして一郎に反逆+3」一郎「ふむ、まあ反逆者になるにはまだ2ポイント足りないがな。」二郎「三郎、ごめん。ここでミッション放棄。全員に反逆ポイントを1追加してプレイフェイズ終了」
コンピュータ「怪我をすることは反逆です。一郎。反逆ポイント+1。合計で5になりました。あなたは反逆者ですね ZAP ZAP ZAP」「三郎もZAP ZAP ZAP」
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独走する長男、しかし残りクローンは一人だ!
三郎「僕らは2人で力をあわせればクローン3体、カード10枚だ。兄さん、いままでの恨みは晴らさせてもらうからね!」
さて、多分最後のミッション。一郎「えー、反逆トークン6と負傷トークン5を与えろ、と。無理だろ。場所は核廃棄物施設で、各ターン開始時に1ポイントの負傷トークンが与えられる、と。…あと一人しかいないのに…嘘発見ボットで二郎を反逆者に」二郎「うーん」三郎「無理だ、兄さん。ここはあきらめて反逆者として一郎を叩き殺すんだ」二郎「おう、実は武器はたくさんある。一郎にレーザーライフルで2ポイントのダメージ」三郎「じゃあリバースしたりするとうれしい」二郎「あるのか!それがあったらさっきのミッションクリアできてたぞ!」三郎「そうか…コミュニケーションって大事だね。逆転光線中を使ってプレイの順を逆転」二郎「続けて俺のターン、レーザーライフルで一郎に負傷+2、一郎を倒した!」一郎「むう、今回は医療ボットがいないんだよ…(永眠)」
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というわけでゲーム終了。クリアランスの高いプレイヤーが勝利ということで、、一郎が勝利か。えーー。
文章書きながらということもあって、今回のプレイは87分でした。ふう。最初から最後までリーダー独走だったなぁ。他に2回ほどやったんだけどそのときはもっと下克上があったんだがねぇ。
*1244474870*パラノイア 設計考
えーと。雰囲気を楽しむ多人数ゲームを一人でプレイしているあたりが大分問題だとは思うけど、とりあえず「カウンタースペルは強すぎる」だよね。特に「いつでも発動できる」ってカードが、自分が殺された直後に使って殺された行動をキャンセルしたりとかできて強すぎると思うんだけど。医療ボットのカードが1枚手札にあるだけで1回殺されても復活できるわけで。他のカウンターも同様。まあ、みんなが適切なタイミングでカウンターを打ち合えばカウンターのカウンターとかになって、、、最終的に複雑なジャンケンになるんじゃないか。まあ、フレーバーを楽しむゲームってそんなもんか…。
リーダーが有利なのでリーダーに不利な要素があるかなーと思ったら全然ない。リーダーは常に先手だし。そしてリーダーが昇進していくと持てるカードも増えるので殺しにくくなる。せめてプレイが「リーダーの次の人からスタートでリーダーが最後」とかなら。
あとゲームの勝者決定条件を勘違いしていたんだけど、一番階級の高い人が勝利なのでゲームの半ばで大きな差がついている時点ですでに追いつけなくなっている。カードを見せ合うことや交換することは禁止されているけど、口で情報を伝え合うのはいいと明記されているので、トップ以外はもっと結託して情報をやり取りしてトップを引きずり下ろすべきだったな。
あと、やっぱりこれはパラノイアの世界観を楽しむゲームだと思うんだ。なので「ゴムぞうきんボットで攻撃!」「賄賂でカウンター!」とか言っちゃダメなんだ。A「ゴムぞうきんボット、Bは反逆的に汚れていると思わないかね。彼を清掃してはどうだろう。」B「いや、Aよ、ボットはそうは思わないみたいだぞ。君のために働くのは嫌だそうだ。」というロールプレイをカードを差し出しながらやるのがいいのだろうか?