料理を楽しくする投資と効率
2024-02-12
料理は楽しい。けど料理を楽しむには様々なものが必要。
「様々」をそろえるのに必要な投資金額もそれぞれで、ROIもそれぞれ
低い投資金額でかなり楽しくなるものをいくつか列挙する
良い包丁, フッ素加工されたフライパン, 知識, 使いやすい温度計, 使いやすい量り
良い包丁
よく切れる包丁はそれだけで楽しい。
道具の機能美の極まったプロポーションはそれだけでテンションを上げてくれる。
よく切れる包丁は余計な力を必要としないので、安全。
切れない包丁はたくさんいろんな力が入って危ない。
よく切れる包丁はそれだけで作業効率を良くする。
「切る」工程に必要なカロリーを減らすことができる。
フッ素加工されたフライパン
安いやつで良い。安いやつを「フッ素加工なくなってきたな〜」と思ったらすぐ買い替える。これが最強。
焦げ付きにくいだけで料理のストレスは減る。
洗うのも速くなって、料理の一番ダルい片付けが楽になる。
知識
汎用的な知識をいくつか身につけるだけで料理は楽しくなる。
たとえば肉にふる塩の重さの比や、パスタを茹でる塩加減、玉ねぎを飴色に炒める方法あたりはシュッと覚えると便利
とくに玉ねぎの技術はおすすめ
みじん切りにした玉ねぎを使う料理のレベルを一段上げてくれる。
にんにくにも応用できて、パスタのレベルを上げてくれる。
使いやすい温度計
知識がついてくると、温度を測って進めたくなる。
使いやすい温度計があるとよい。できることが増える。
たとえば低温調理とかも、低温調理器を使わずに火加減の調整を温度計と共に実践するだけで試せたりする。
揚げ物も楽しくなる。
箸を入れて泡がこれくらいだったら…みたいな経験則ではなく、「何度だから揚げる」という意思決定が楽で良い
何かを"はかる"ことができると、それを元に意思決定することができて楽。
量り
重量計。
作る料理にもよるけど、重さが分かると塩加減の調整を味見せずに比率で決められて最初から確度の高い調整ができる。
これも意思決定を楽にするための道具。
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番外編: キッチン
日本の一人暮らしのキッチンは料理を舐めている。
コンロ2口、まぁギリゆるそう。でもそのレイアウトで良いと思ってる?みたいな
引っ越すときに余裕があれば、フライパン2つを並べて使える配置のコンロが欲しい。
あとできれば IH を避けたい。
掃除のめんどくささはあるけれど、ガス火には勝てない。
火入れの自由度がかなり違って、IH は自由度が低くて難しい。
ちなみに火入れの自由度を少しだけ犠牲にして、掃除を楽にするオプションとして電熱線がある
五徳がなくなって天板1枚になる←掃除が楽
でも熱は離れていてもそこにあるので、フライパンを傾けて火入れしたりできる← IH より自由度高い
ただし五徳のように手放しで傾けたり、フランベしたりはできない(火が無いので)
火が必要な調理は別途考える