松方三郎
1899年(明治32)生れ、1973年歿
松方正義
の末子。4歳から6歳までを長兄巌の養子として、それ以降三男幸次郎の養子となる。巌の死後(1942年)、松方家当主として家督を相続する。
松本重治
とは同い年で血縁関係にある。
戦前からマルクスへの傾倒があり、川崎重工の労働運動のサポートをしている。
戦時中には松本重治と日中戦争の和平工作にあたり、交渉先として南京傀儡政権をつくるが失敗する。
戦後には共同通信社の設立に携わる。