定義
ひとつ目の理由ですが、日の出と日の入の定義を考えてみます。「どうなったときが「日の出」「日の入」?もう真っ暗?」で話題にしたように、日の出も日の入も「太陽の上辺が地平線と一致する瞬間」として定義されています。もしも「太陽の『中心』が地平線と一致する瞬間」と定義されていれば、日の出から日の入まで太陽が移動する道のりと、日の入から日の出まで太陽が移動する道のりは、全く同じになります。しかし現在の定義で昼の長さを考えると、日の出から中心が東の地平線に達するまでと、中心が西の地平線に達してから日の入まで、太陽はより長い道のりを移動しなければなりません。そのために昼の時間が長くなるのです。