外輪山
外輪山
(
somma
)は、
カルデラ
の縁にあたる尾根の部分で、カルデラ縁(caldera rim)とも呼ぶ。また、外輪山内側の斜面をカルデラ壁と呼ぶ。成層火山の山頂付近が陥没または崩壊してできたカルデラの場合、外輪山は元の成層火山の噴出物からなる(例:榛名カルデラ)。もともと火山のなかった場所に陥没カルデラができた場合、外輪山は古い地層からなる(例:屈斜路カルデラ)か、または、カルデラができた時の噴出物からなる(例:阿蘇カルデラ)。