M508のPID調整

PID制御のパラメータがうまく設定できていないと、TERMAL RUNAWAYになることがある。

適正な値を探る機能がある。

https://gyazo.com/459b468e6feef7be1efea5737487b0c2

PIDのパラメータ探索

M303 PID autotuneコマンドを実行する。

https://gyazo.com/3714cca89ae551b125e6a82d429ca2ae

Alunar M508のパネルで確認すると調整前はPID-P = 22.2, PID-I = 1.08, PID-D = 144.00らしい。

M503で現在の設定値を読みだせることを後から知った。

ファン停止、ターゲット205℃

M303 S205 ターゲット温度は205℃。

1回目は Kp=27.87, Ki=1.94, Kd=99.89

2回目は Kp=26.98 ,Ki=1.82, Kd=100.01

3回目は Kp=27.30 ,Ki=1.85, Kd=100.63

ファン停止、ターゲット210℃

M303 S210 C10

サイクル数を10とした。

Kp=30.11, Ki=2.07, Kd=109.78

ファン稼働、ターゲット210℃

M106 S200

稼働率200/255でファンを稼働させた。

M303 S210 C10

Kp=37.16, Ki=2.48, Kd=139.26

ファンが停止しているときよりも高い値となった。

PIDのパラメータ設定

M301 D139.26 I2.48 P37.16

機種によってはM500でEEPROMに保存できるらしいが、Alunar M508ではエラーError:EEPROM disabledになった。

Ultimaker Curaでの設定

Start G-codeにM301コマンドを追加する。

https://gyazo.com/d212534019cfbe80c225bf9936317d81