Arduino自作について
### Arduinoの自作の必要性
Arduinoの自作によって、より商品に最適化された無駄のない回路を作ることができる.
### そもそもArduinoとは
- AVRマイコン
- I/Oポートを備えた基盤
- 統合開発環境
から構成された一つのシステム
- 基盤の設計書は公開されているため、誰でも作ることができる
### そもそものArduinoの構成
- ソフトウェア
* Arduino IDE
* Arduino Bootloader
- ハードウェア
* マイコンボード
- マイコン(ATmega328P)
* 32kバイトのフラッシュメモリ
* 1kバイトのEEPROM
* 2kバイトのRAM
* ライター
### ArduinoやRasberry PIなどのボードについて
- 2カテゴリーに分類できる。Rasberry Pi のように「Linux」が走るものと、ArduinoのようにLinuxが走らないもの。
- どのボードにもメインチップが搭載されていて、そこで演算や情報処理が行われている。
- Arduinoでは、8ビットまたは16ビットでデータを処理するシングルチップを搭載しているものが多い。プログラムを1秒間に数百万から数千万回の演算という低い処理速度で走らせている。アナログ入力、タイマー入力とタイマー出力など、現実世界との更新が簡単に行えるようにする電子回路がふくまれている。
- Rasberry Piなどでは、32ビットまたは64ビットのメインチップを搭載し、コンピューターのマザーボードにあるような昨日がワンチップに収められている。これは「システム・オン・チップ」(SoC)とも呼ばれている。1秒間に数億から速いものでは数十億回の演算が行われる。
- 大抵のボードには、ボードが電源につながっているかをひと目で確認できるようにインジケーターがついている。デバッグのためにリセットボタンもついている。
- ボードの電源部分には電圧レギュレーターが装備されていて、入力ジャックから供給された電源を、チップにとって適正な電圧に変換している。
### Arduinoのスケッチの書き込み方法
フラッシュメモリに小さなブートローダーを書き込んでおき、パソコンのUSBポートから送られてくるスケッチの情報を、シリアル・インターフェースに書き込み、ブートローダがフラッシュメモリにスケッチを転送して実行する
### シリアル通信
* シリアル方式で通信することを、シリアル通信という. シリアル方式とは、一度に一つずつ、逐次的なデータ送る方法。これに対して同時にデータを送る方式がパラレル方式。
* マイコンは、シリアル通信のためにUART(Universal Asynchronous Reciver Transmitter)という装置が搭載されている
* UARTには、TX(送信)・RX(受信)の配線がある
### 参考記事