D2025_K4
課題4 しかけくらべ
概要
「仕掛学」は、大阪大学経済学部・松村教授による研究で、不便さや面倒くささから消極的になってしまう行動を、楽しそうな仕掛けによって能動的に変えていくためのアプローチです。実例については、下記のURLおよび関連書籍を参照してください。
今回の課題では、この仕掛学の考え方にならい、みなさんの身の回りにある退屈や不都合を、遊び心のあるプロトタイプによって解決してもらいます。
まずチームで問題を1つ決めます。次にメンバーそれぞれが仮説を立て、楽しく機能するプロトタイプを制作します(2名なら2つ、3名なら3つ)。プロトタイプの形式は自由です。ソフトウェアや Web サービスでも良いですし、段ボール製のモックアップでも、それに電子回路を組み込んでもOKです。3Dプリンタを使っても構いませんし、テプラを貼っただけ、100均の商品を組み合わせただけでも、仕掛けが機能するなら構いません。手早く、丈夫で、無理のない範囲で試作しましょう。
チーム全員のプロトタイプが完成したら、家族や友人を5名以上招いてユーザテストを行います。このときチームメンバーはテスターに含んではいけません。どちらの仮説(プロトタイプ)が問題解決に効果的だったか、行動観察やインタビュー結果をもとに、考察をスライドで報告してください。
なお検証中にプロトタイプが壊れた場合は、プロトタイプを作り直してから再度検証しましょう。
取り組み方の例
問題
大学の廊下にあるゴミ箱を仕掛けで楽しくしたい
仮説A
成功体験を与えることで楽しくする
投入口にバスケットゴール風の段ボールリングを設置
入ると内部のパタパタ動いて「やった感」が出る
仮説B
期待感を演出することで楽しくする
投入口の先が細いトンネルになっていてる
ゴミがスーッと滑り落ちる気持ちよさを演出
検証
5名のユーザに、それぞれ5回投げさせる
インタビュー
どっちが「入れるのが楽しい」と感じたかを聞く
観察
投入成功率、笑顔率を映像で確認
提出物
下記の内容を含んだスライド (パワーポイント もしくは キーノート)
1ページ目
タイトル
チーム番号
発表者の名前と学籍番号
2ページ目
問題について説明
3ページ目
メンバー1の仮説と作成したプロトタイプの画像
4ページ目
メンバー2の仮説と作成したプロトタイプの画像
(3名のチームは、仮説とプロトタイプのスライドを追加)
5ページ目以降
検証風景を撮影した映像 (必須)
検証結果
提出方法
1月7日(水) 正午までに下記からスライドを提出してください (1チームにつき1つで良い)
スライドのファイル名はチーム名を含んでください
(例) 01_kadai4.pptx
1月8日(木)の授業では、1チーム2分で報告してもらいます。
発表順は当日決めます
発表資料は提出されたスライドを使用します
所用につき発表できない場合は、他のチームに代行してもらってください
評価基準
問題と仮説のユニークさ
先行事例と重複しないように取り組んでください
プロトタイプが機能しているか
検証中にプロトタイプが壊れてはいけません
検証の人数 (最低5人、10人以上だとすごい)
チームメンバーをテスターに含んではいけない
考察の鋭さ