D2025_K1
課題1 つまづきの観察
概要
初めての街でバスに乗ったり、初めてスターバックスでコーヒーを買ったり、初めてコピー機を使ったり、「初めて」には多くのつまづきやとまどいがあります。今回の課題では、日常にある初めてに挑戦し、そのつまづきを観察してもらおうと思います。
挑戦者が体験しているとき、他のメンバーは少し離れてその様子を観察し、どのようなことにつまづきがあったかを、つぶさにメモしてください。つぎに役割を交代し、可能であれば場所を変え、全員が挑戦者と観察者を経験してください。観察後、それぞれのつまづきに共通点があったか、相違点があったかを話しあいます。このとき自身の挑戦から得た主観的な気づきと、他者の観察から得た客観的な気づきを、丁寧に整理すると良いでしょう。
挑戦内容は、「日常的」であり、「チームメンバーの全員にとって初めて」である、「学外」の活動から選んでください。例えばコンビニでライブのチケットを発券をする、郵便局で速達を送る、市民プールで泳ぐ、シェアサイクルを利用する、などでも構いません。ただし「つまづき」を「観察する」必要があるため、あまりに容易に達成できる挑戦は相応しくありません。無論、身体に危険を伴うこと、他者を傷つけること、反社会的なことは避けるべきです。
提出物
A1サイズ(縦841mm 横594mm)のポスターとして、課題の成果をビジュアルにまとめてください。
ポスターはチームで1枚、縦長でレイアウトしてください。
ポスターには、次の内容を必ず含んでください。
観察者(メンバー名)
観察場所
観察日
観察に要した時間
どのような挑戦をしたか
現地で記録したオリジナルの観察メモ
スキャンしたものをレイアウトする、現物を貼る、など
観察と考察
どのようにつまづいたか(主観と客観)
つまづきの共通点と相違点
ポスター作成のガイドライン
手書きでも印刷でも構いません
A1という紙面を有効活用してレイアウトしてください
フリー素材の多用や生成AIの安易な使用は低評価になります
評価基準
挑戦の日常性とユニークさ
日常性とは?
(自分たちにとっては初めてだが)この世界の誰かにとっては当たり前になっていること
ユニークさとは?
他チームとかぶらないこと
観察と考察の丁寧さ
ポスターの魅力
提出方法
ポスターは10月16日の授業で、教室外の廊下に掲示してもらいます。
授業に参加できない場合は、他の履修者にポスターを託してください。