技術と表現 (2023)
About
人間は古くから技術と表現をつくってきました。技術と表現の仲を取り持つのは、道具です。絵画なら絵筆が、音楽なら楽器が相当します。伝統ある表現は、道具の作り手と使い手が分かれています。ですが、新しい表現が生まれるとき、道具の使い手は作り手を兼務します。例えばゴジラの円谷英二氏。例えば東方ProjectのZUN氏。電大の偉大な先輩たちは、技術と表現を共に創造することで、世界に感動をもたらしてきました。こうした先人に倣うべく、本授業は技術と表現の本質を理解するための視座と実践を提供します。
開講初年度の授業のため、授業資料の入手状況により授業内容が変更する可能性があります。またゲストレクチャーの予定などにより、授業順序が前後する可能性があります。
授業資料と課題の提出先
学内限定で共有しています
副読本
スケジュール
1. 技術を作ること、表現を創ること (4/13)
2. 文字:書くのための技術、書く表現 (4/20)
3. 色:描くための技術、描く表現 (4/27)
4. 彫刻: かたちづくるための技術、かたちづくる表現 その1 (5/10)
5. 模型: かたちづくるための技術、かたちづくる表現 その2 (5/17)
6. 楽器1:鳴らすための技術、鳴らす表現 (5/24)
7. 楽器2:爆音計測回 (6/1)
8. 調理:食べるための技術、食べる表現 (6/8)
9. 衣装:装うための技術、装う表現 (6/22・ゲストレクチャー)
10. 写真と映写:うつすための技術、うつす表現 (6/29)
11. 手品と錯覚:あざむくための技術、あざむく表現 (7/6)
12. 話すための技術、話す表現
13. 世界をつくる技術、世界による表現
14. まとめ
評価方法
小課題(第2回から第10回まで不定期に実施)と期末課題を評価対象とします
小課題だけ、期末課題だけの提出では単位がつきません