情報デザイン演習1 「フィジカル・コンピューティング」(2025)
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授業の目的
情報と物質をまたぐガジェットのデザインを、Arduino互換基板(Grove Beginner Kit)によって経験します
教材
キット
Grove Beginner Kit for Arduino
Keestudio Leonardo
Grove Base Shield V2
参考書
小林茂「Prototyping Lab 第2版 」オライリージャパン (2017)
Arduinoの利用法について網羅的に書かれているので、購入をすすめます。
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スケジュール (全6週)
第1〜2回
Arduino 講習
キットの配布と環境構築
Arduino IDEのインストール
COMポートがわからない/認識されない (Windows)
★この記事が参考になる
CP2102 USB Driver (必要に応じて)
第3回
Arduino 講習のつづき
企画発表会
自分が最終課題に向けて作るコントローラと、操作するアプリケーションについて、わかりやすく説明する
どういう動作で入力するのかについて述べること
使用する予定のセンサやスイッチについて述べること
3分±15秒で発表すること
評価は時間のみ
3分±15秒: 40点
3分±30秒: 30点
3分±45秒: 20点
3分±46秒〜: 10点
未発表: 0点
時間管理はそれぞれ発表者がやること
パワーポイントなどの発表資料は使っても使わなくても良い
最終課題について
独自のコントローラを作って、ゲームを操作する
通常のキーボードやマウスでは入力できないような身体を使った活動を、Arduino+αを使って入力可能にする
よってただのボタン入力のみは駄目
制作のルール
原則として配布したキットを使って実装する
履修者間で部品を貸し借りしても良い
購入依頼がある人は、企画発表のプレゼンテーション後に教えてください
電子工作に慣れていれば、センサやスイッチを自作してもいい
3つ以上の入力ができるようにする
操作するアプリケーションは自由
ブラウザゲームなどでも良い
ただし麻雀は不可
自作のアプリも可
道具を使いやすく、丈夫にするために、追加の工作を施す
ボール紙でケースを作る、ゴム紐でリストバンドを作るなど
装着型のコントローラは、装着を容易に作りましょう
第4・5回
出席自由
場所は12503B (12号館5F) & 学系会議室(12号館4F)
12503Bで実装の相談と部品の受け渡しをします
養生テープ
ダンボール
ケーブルが短い場合は、はんだづけで延長します
実装がうまくいかなかったら、企画を変更してもいいです
第6回
作品発表会
タイムライン
セットアップとレポートの提出 (〜15:50)
提出先
デモビデオとコメント
Arduinoの.inoファイル (ファイル名の冒頭に学籍番号をつけてください)
作品の発表 (15:50 〜 17:00)
1作品5分
まず作者自身がプレイして説明する (1分以内)
次に作者以外の履修者もプレイする
人気投票とキットの回収 (17:00〜)
人気投票
キットは貸出当初の状態に戻す
評価基準
企画発表会で時間が守れたか (40点)
課題の目的が作品で満たせているか (30点)
作品の作り込み、面白さ、意外性など (30点)
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