導引機械協会は分裂か?アイルランドで新組織設立
TDL.icon 本紙既報のとおり、アイルランドの導引機械協会をめぐる一連の疑惑は、ダブリンからの独立宣言により、新たな段階へ突入した。 導引機械協会アイルランド支部長ジェームズ・オサリバンの独立宣言は、その真偽を含めて大いなる混乱を引き起こした。ダブリンの本紙特派員からの報告によれば、ダブリンの導引機械協会本部の前には、司法当局により厳重な警備がしかれているが、独立派と連合派が集り、対立をあおっているという。
支部内にいるとされる独立運動家のリアン・ギャラハーも所在は不明となっている。ダブリン警察のマッキントッシュ警部が、オサリバンと会見したとの情報もあるが真偽は不明である。現在のところ軍部の動きに変化はないが、今後も注視が必要といえるだろう。
また、倫敦の導引機械協会本部には、多くの新聞記者がつめかけるなど、こちらも混乱がうかがわれる。現在のところ、正式な発表はないが、当然、アイルランドの協会支部の独立は認められるものではないだろう。記者の旧知の導引機械技師によれば、ダブリン支部の発表は事実無根なでたらめであり、評することはないという。ダブリン支部長のオサリバンがカトッリク教徒であるのは広く知られた事実ではあるが、導引機械技師として、政治的・宗教的に中立の立場は当然とされていた。オサリバンが、数年前からゲール語でのプログラミング研究を始めたことでさえ問題とはされていなかった。
一般の導引機械技師の間でも、特にアイルランド出身の技師には動揺が広がっているが、アイルランドの新組織に合流する動きは今のところみられてないようだ。
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