チャリング・クロス停車場の戦い
TDL.icon ヘンリー・パートリッジ(Henry Partridge, 62, Ethelm street, Lambeth)は、元 horse tram driver で、現在は停車場の係員として雇用されていた。
チャリング・クロス駅は辻馬車やオムニバスなどの乗り入れも多く、御者や乗客などのトラブルも絶えない。そのような中、御者のジェームズ・フィットネス(James Fitness, 48, Fentiman-road, South Lambeth)とパートリッジが口論となっていた。
そこに一人の男が仲裁に入ったが、今度はその男も交えて口論となった。男はフィットネスの側につき、パートリッジの鼻先に一撃を加えた。男はすぐに立ち去ったが、フィットネスがさらにパートリッジの肩を押した。
パートリッジはその場に倒れ動かなくなった。現場にかけつけた警察巡査のジェームズ・ハックルブリッジ(James Hucklebridge)が呼びかけても応えなかったため、チャリング・クロス病院に運ばれて、その夜のうちに死亡した。
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