【速報】リリエンタール・オットー氏、墜落での負傷により亡くなる
TDLimg.icon ベルリンからの速報によれば、グライダーによる飛行で知られるドイツ人のリリエンタール・オットー氏が、飛行中の事故により死亡した。 9日にリノウの丘で行われた飛行実験はグライダーにより3回行われ、250メートルを記録するなど順調であった。
しかし、4回目の飛行中に失速、体勢を立て直そうとしたが墜落した。全身を強く打っており、意識不明となったためベルリンの病院まで運ばれたが、意識を取り戻すことはなかった。
助手の話などから、4回目の飛行に使われた機体は新しい設計のものであるが、墜落のため原型を留めていないという。助手は深い悲しみのため多くを語らないが、実験を見ていた観衆によると、これまでのグライダーとは異質な形状であったという。
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