車両用マニフェストの設定
車両用マニフェスト(開発コード:tcmanifest)を設定することで、車両ごとに設定を変更したり、追加の機能に対応していることをTCMB本体(トロッコエンジン)に伝えることができます。 1. manifest.jsonの編集
modulesに以下の要素を追加してください。ただし、既にScript APIを使用している場合は追加する必要はありません。
code:manifest.json
//他要素省略
"modules": [..., {
"type": "script",
"description": "",
"language": "javascript",
"uuid": "{任意のUUID}",
"entry": "scripts/index.js"
}]
"dependencies": [..., {
"module_name": "@minecraft/server",
"version": "1.7.0"
}]
車両用マニフェストモジュールを車両に導入
特に理由が無ければ最新版で大丈夫です。
モジュールがアップデートされても、破壊的変更がなければ変える必要はありません。 2. ビヘイビアーパック内に、scriptsというフォルダを作成します。
3. scriptsフォルダ内に、先ほどダウンロードしたindex.jsを置きます。
既にScript APIを使用している場合は、ファイル名を変更してください。
マニフェストの作成
manifest.jsというファイルを作成します。manifest.jsonと間違えないようにしてください。
code: manifest.js
export default {
type: "{車両ID}",
speed: {
limit: {最高速度(km/h)},
},
speed_control_by_tp: {テレポートによる速度制御をするか(する:true, しない:false)},
battery: {
capacity: {バッテリーの容量},
performance: {
speed_up: { use: {1km/h加速時の消費量} },
speed_down: { charge: {1km/h減速時の充電量} },
voltage_1: { interval: {残量増加の間隔(秒)}, charge: {1回の充電量} },
no_operation: { TimeInterval: {残量減少の間隔(秒)}, use: {1回の放電量} }
}
}
};
typeは必ず入力してください。
対応しない機能、またはデフォルト値から変更しない部分に関しては、入力は不要です。
例: 最高速度110km/h、テレポートによる速度制御有効(デフォルト値)、バッテリー非搭載
code: manifest.js
export default {
type: "{車両ID}",
speed: {
limit: 110,
},
};
例: 最高速度はタグで定義、テレポートによる速度制御無効
code: manifest.js
export default {
type: "{車両ID}",
speed_control_by_tp: false,
};
最終的には以下のようなファイル構造になります。
code: tree
behavior
│ manifest.json
│ pack_icon.png
│
...
│
└─scripts
index.js
manifest.js