OODAループ
背景
OODAループ(ウーダループ、OODA Loop)とは、あらゆる場で使える世界最速の思考法です。米空軍大佐ジョンボイドにより作られました、あらゆる領域で適用できる戦略一般理論(grand theory of strategy)といわれています*。
世界の軍事戦略を大転換させました。そしてシリコンバレーなどビジネスの世界でも適用され、ビジネススクールで教えられています。VUCAの今まさに注目の、世界最先端にして世界最速の思考法であり戦略理論です。
OODAループは、単なる意思決定プロセスではありません。目的を確実に実現する実践技術です。ジョンボイド戦略論そしてジョンボイド自身が理論形成で踏襲した人類史上の兵法や戦争論そして戦略論を集大成しました。
OODAループプロセス
OODAループのプロセスは、以下の五つからなっています。
・みる(見る、観る、視る、診る) :知覚 Observe
・わかる(分かる、判る、解る) :認知 Orient
・きめる(決める、極める) :判断 Decide
・うごく(動く) :実行 Act
・みこす/みなおす(見越す、見直す):フィードフォワード/フィードバックループ
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みる(Observe ):世の中のトレンドをみて、これからどうなるか観察する。
わかる(Orient):どうしたいか、どうなりたいかの夢・ビジョン(目的)を描く。 夢・ビジョンを実現するための戦略(手段や方策)を描く。その戦略を具体化する行動方針(作業)を描く。
きめる(Decide):状況に応じてビジョン・戦略・行動方針に基づいて行動を決める。
うごく(Act): やってみる。
みなおす/みこす(Loop): 結果に基づいて効果のないことを止め、行動方針そして戦略を見なおす。そして、有効な戦略そして行動方針を実行していく。
OODAループを身につけるためには、まず最初にこの五つのプロセスを認識することから始めます。続いて各々のプロセスにおいて提言されている成功の原則を身につけていきます。
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