ルイス・エンリケ「コンセプトに関するコメント」
「自分たちのスタイルを疑ったことはない。私たちがボールを持っているとき、プレッシングを仕掛ける相手は40メートル走らなくてはいけない。そしてこちらがもっとパスを回して大きくピッチを使えたら、相手は自陣に戻りながら、さらに50メートル走る必要があるんだ。ボールを追いかける苛立たしさが分かるか? これこそが私たちの武器、哲学であり、選手たちに伝えようとしているものだ。私はこのスタイルを好んでいるし、実践する上で私たち以上のチームは存在しないだろう」
「フットボール的クオリティーはフィジカルに勝らなくてはいけない。そしてスコアでリードしている状況でもやり方を全部変えるようなことがあってはならないんだ。結果を手にいているとき、プレー方法を変えようとして選手を交代し、それで点を決められたどうする? 自分はそんなプランを立てないし、もっと先を見ている。なぜ、私たちの方が優れていると考えているのに戦略を変えなきゃいけないんだ? 自分たちが優れているならば、もっとゴールを決めた方が良いに決まっているじゃないか」