cronとanacronの違い
cronとは?
cronとは指定した時間にジョブを自動実行してくれる機能。
ジョブが実行されなくても再実行してくれない。
crondプロセスが常駐してジョブを実行する。
設定方法がいくつかある
/etc/crontabで設定するものはシステム向け
/etc/cron.d/*で設定するものはサービス向け
各ユーザーのcrontabファイル(/var/spool/cron/****)で設定するものはユーザー向け
anacronとは?
指定したスケジュールにランダムな遅延を挿入してジョブを実行する。(負荷の集中を避けることができる)
指定した時刻に実行できなかった場合、実行できなかったジョブを再実行する機能がある。
デーモンプロセスは存在しない。
/etc/anacrontab でのみジョブの指定が可能で、rootユーザでしか設定できない。
3時~22時しか対象にならなかったりなど、理解していないと間違える点があるので注意。
CentOS6以降から/etc/anacrontabができた
CentOS5は/etc/crontabに/etc/crontabのほうに記載されている(当時anacronとよばれていないかも)