CDN
仕組み
CDN は、世界中にデータセンターを持つ
一度生成したコンテンツは、しばらくの間データセンター内のキャッシュサーバ上のキャッシュに保存される
エンドユーザがアクセスすると、ネットワーク的に近くのキャッシュサーバにアクセス する
キャッシュミスの影響を最低限に抑えるよう設計される
キャッシュミス コンテンツをリクエストした場合に、キャッシュからデータが読めない場合。CDN の場合だと、キャッシュサーバ上にコンテンツが存在せず、オリジナルんサーバにアクセスする必要がある場合
キャッシュヒット コンテンツをリクエストした場合に、キャッシュからデータを読み込むことができる場合。CDN の場合だと、キャッシュサーバ上にコンテンツが存在し、キャッシュサーバへのアクセスで完結する場合
歴史
登場は 90 年代
90 年代と現代のインターネットの違い
帯域幅のネットワークコスト, サポートされているビデオフォーマット, ブラウザ機能, Web サーバーのアーキテクチャ,...
Caching の設定方法
CDN 上で設定
CDN 独自の機能でキャッシュに関する設定が可能になっている場合がある。例えば、AWS CloudFront 等では、AWS コンソール上でエンドポイントと TTL の組み合わせを設定できる。 HTTP ヘッダーで指示
HTTP のキャッシュ制御のためのヘッダーについては RFC7234 で標準化されている。これはブラウザを考慮して設計されているが、CDN もこれを利用できる。ただ、どの程度仕様に沿っているかは、CDN のベンダー毎に異なるので、注意が必要。 参考