AWS グローバルインフラストラクチャ
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Region/Availability Zone/Data Center
Region と Availability Zone と Data Center の関係は以下のような感じ。Region 間は AWS の専用線であるバックボーンネットワークで相互に接続されている。基本的には安全だが、パブリックなインターネットを利用することもあるので、Region 間のデータ移行時には暗号化が推奨されている。
Availability Zone には1つ以上の物理的に隔たれた Data Center が紐づいており、1つの Data Center は 1 つの Availability Zone にのみ属する。Availability Zone 間は高速なプライベートリンクを使用して相互接続されている。
Availability Zone 同士は物理的に区切られており、その各々が洪水のリスクが少ない場所にあり、別々の電力供給施設からの配電網から電力供給を受けている。そのため、障害が発生しても別の AZ に影響を与えないようになっている。
https://gyazo.com/ef1c58e172a32fbfa2f85ab963aa1541
Direct Connect
Direct Connect ロケーションは、Region とクライアントの拠点の相互接続ポイントであり、日本では 2018/09/05 現在 東京、大阪 の二箇所。
AWS Direct Connect は、お客様の内部ネットワークを AWS Direct Connect ロケーションに、標準の 1 ギガビットまたは 10 ギガビットイーサネット光ファイバケーブルを介して接続するサービスです。ケーブルの一端がお客様のルーターに、他方が AWS Direct Connect のルーターに接続されます。この接続を使用すると、パブリックな AWS のサービス (たとえば Amazon S3) または Amazon VPC への仮想インターフェイスを直接作成できるので、お客様のネットワークパスの中でインターネットサービスプロバイダーをバイパスできるようになります。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/directconnect/latest/UserGuide/Welcome.html
AWS と契約している通信網を保持したパートナー企業と連携し、専用線を確保する。DC に直接機器を置くこともできる。
Edge Location
主には、コンテンツ配信時のレイテンシー低減のため、Edge Location 及び Edge Cache が存在する。これらは AWS CloudFront や AWS Route53 から利用される。
オリジンサーバ
元データの配信元。例えば、Amazon S3 や AWS API Gateway 等
Edge Location
オリジンサーバに対するキャッシュサーバとして利用される
例えば CloudFront の場合は、クライアントがリクエストを投げると、まず最寄りのエッジサーバにルーティングされ、キャッシュがあれば取得し、なければオリジンサーバに取得しにいく
Region 別 Edge Chage
その名の通り Region 別に存在する
Edge Location に保存するまでもないような、頻繁にアクセスされ無いコンテンツが保存される
https://gyazo.com/0659b9358fe26ee6d52a14aef630d9fd
参考
https://d1.awsstatic.com/events/jp/2017/summit/slide/D2T3-5.pdf