Universal Binary
Mach-O は 1 つのファイルが 1 つのアーキテクチャに対応する。例えば、iOS デバイスをサポートしたければ、arm64 用の Mach-O ファイルをビルドする。 複数のアーキテクチャに対応させたい場合は、複数の Mach-O ファイルから Universal binary という Fat binary を作成する。Universal binary は、複数の異なるアーキテクチャおよびCPU種別の Mach-O ファイル群のラッパーである。構成自体は、Universal Header と複数の Mach-O ファイルを含んだシンプルなものになっている。 この Universal binary は Xcode でビルドすることもできるし、lipo というツールを使って作ることもできるようだ。