Target-Action

とは？

イベント発生時に他のオブジェクトにメッセージを送信するのに必要な情報をオブジェクトに保持させるデザインパターン

保持させる情報

aciton selector 呼び出されたメソッドを一意に識別する

target メッセージを受信するオブジェクト。どんなオブジェクトでも良いが、大抵、Control を保持した root view を持つ ViewController

イベント発生時に送信されるメッセージは action message と呼ばれる

アプリケーション上で Control を利用したコードを書くのを容易にしてくれる

Control オブジェクトは UIControl のサブクラス

action selector 及び target は、Control オブジェクトのプロパティ

例えば、スライダーの状態が変化したのに応答する action method を定義できる

action message のターゲットを nil に設定した場合、アプリケーションはターゲットを実行時に解決する

action message は First responder に送信され、その後処理されるまで Responder chain を遡っていく

sender action message を送信する Control オブジェクト。action message に応答する場合、それをトリガーしたイベントのコンテキストの詳細な情報を取得するために、このオブジェクトに対して問い合わせる

event Control に関連したイベントをトリガーした UIEvent オブジェクト

code:swift

@IBAction func doSomething()

@IBAction func doSomething(sender: UIButton)

@IBAction func doSomething(sender: UIButton, forEvent event: UIEvent)

Target と Action の設定

Control オブジェクトの action 及び target の設定方法は二種類

プログラム上で行う

プログラム上で設定

UIControl に対してaddTarget(_:action:for:) メソッドを呼び出す

このメソッドは、target object 及び action mthod を Control に紐付ける

code:swift

func addTarget(_ target: Any?,

action: Selector,

for controlEvents: UIControl.Event)

Interface Builder で設定

Control オブジェクトとそのターゲットの紐付けを Interface Builder 上で行なった場合、接続情報は nib ファイルにアーカイブされる

UIKit と AppKit での違い

割愛