暇と退屈の倫理学
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國分功一郎氏の著書
人は何かを決断しなければならないわけではない
消費にかまけず、贅沢をやろう
キラーチューンっぽいtasshi22.icon
気になったこと
ウィリアム・モリス
民衆と芸術で、生活は機能的な消費ではなく、芸術に根ざしているものであるべきだと主張
パスカルの『パンセ』の喩え話
欲望の原因と対象は異なる
ウサギ狩りをする人にウサギを渡してもその人は幸せを感じない
神の信仰が全て
バートランド・ラッセル
言う熱意で退屈を克服できるなら、人は対象はどうでもいいので不幸に身を投じることになる
ハイデガー
3種類の退屈(後者ほど深い退屈)
第一の退屈
引き止め・空虚疎外による
ex)電車をひたすら待っているだけの時間
第二の退屈
習慣(國分)が呼び寄せる退屈
友人が開いたホームパーティに行った帰り道に感じる退屈
「とりさらわれ」によって環世界を移動する
第三の退屈
「なんとなく」退屈である
決断することで逃れられる
退屈から逃れるには「決断」が重要
cf 形而上学の根本諸概念
國分
ハイデガーの決断の観念を批判
人間は、動物よりも比較的簡単に環世界間移動を行う生き物である
その分、エネルギーを使うので、没頭ではなく習慣化が必要になってくる
自分の世界に没頭する、動物的になることができる
動物は皆自分の環世界を生きている
#読んだ本