アリストテレスの自然観
アンティポンはそこから木材のような自然による質料こそそして質料だけが内的な原理であり自然であると主張
が、アリストテレスはそれを自然物と人工物の重要な差異を示すものとして理解している
ex.「空虚」すなわち「真空」を人々は経験の上に乗せることができなかった
技術の場合形相が外的にかつ偶合的に質料に賦課されうるが故に,技術は自然の為し得ないことを成就する(p.11)
元来、生命ではない物体の場合、それが何ものにもよらずにひとりでに動き続けるなどということはあり得ない
この原理は、人間の日常の経験から抽象され、帰納されたもの
イデアを内包=Phusis:ピュシス
イデアと物質(形相+資料)の合体
ピュシス以外は、不変であり自立している「神」としての存在、もしくは自立できない数量
技術が自然を模倣する(「自然学」)
自然と技術の間には類比関係が見受けられる
自然と技術には合目的性が共通して存在しており技術に従ってできたものが何かのためであるとするなら、自然にしたがってできたものも明らかに何かのためである(「自然学」)
劇作において再現を行うことも、再現されたものを喜ぶことも人間の本性である
本性(自然)において再現に最も適した人々が即興の作品から始めて詩作を生み出している
神は劇には介在せず、人間の過ち(ハマルティアー)が求められる