(タスク)リストの上から入れて、下から処理する
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たいてい、重要な重たいことはリストの上に配置します。そうして、重要な重たいことはしばらくリストの上を占拠することになり、それより重要度の低いことは下に配置されます。すると「さあ、重要な重たいことをいきなり処理しよう」として、ついつい他のことに逃避してしまうことにもなります。
これを回避するのに2つあります。一つがファーストタスクとしていわゆる朝イチに処理するやり方です。ただ、この方法はその日の朝の一個のタスクに使うと次に使うのが次の日の朝になります。スーパーマリオでいうスターやシューティングゲームでいうボム的な役割です。
もう一つが、できあがったリストの下から処理・整理するようにすることです。これなら、いつでも着手しやすいです。下のほうを処理・整理しているうちに、上の項目が気になりだします。そうしたときに、上の項目に移って処理・整理するのです。
弁証法的にいえば、否定の否定です。つまり、最初から優先度の高いことに取り組もうとするハードルが高いことをするのではなく、あえて優先度の低いことに着手することによって、「リストの下にばかりいるが、そういえば、リストの上の方にある項目が気になる」と優先度の高いことに意識が向くようにする。優先度の高いことに意識が向いたタイミングをとらえて、着手します。
これは私個人のリストの運用ですが、新しいタスクなどはまず、リストの最上位に配置しています。リストの最上位をインボックスとして使っているようなものです。そのためにリストの上から入れて、下から処理するというやり方になります。