レビューによってサイクルが完成する
レビューが行われる直前までのGTDプロセス
https://gyazo.com/f6e9e8f63a597f72868761d985852f02
レビューが行われているGTDプロセス
https://gyazo.com/44c3b1068687c12a934f315662d8e5b0
手順を箇条書きで記述し直す
頭の中のもやもやしたものがある
それらを一ヶ所にまとめてから、一つひとつ取り出してWhat is this?という問いをぶつける
その問いの答えに応じてリストに振り返る
そうして生成されるリスト群全体がMy systemである
そのシステムに応じて、実行を進めて行く
実行すると、新たに頭の中にもやもやしたものが生まれる
完全に新しいもやもや
My systemそのもの、あるいはすでにそこに含まれいることに関するもやもや
後者について、もう一度一つひとつWhat is this?という問いをぶつける
その問いの答えに応じてリストを再調整する
レビューで行われることが、GTDの出発点である洗い出し→処理と同じ構造だからこそ、一つの行為が循環的に繰り返される、という構図が浮かび上がる。
レビューは、システムの再点検としても捉えられますが、そこで行われるのは既存の項目・要素・分類について、あたかもそれがinboxに入っているものであるかのように「これは何か?」(この項目は自分にとって今どんな意味を持っているのか、それは機能しているのか)を問い、その結果に合わせて各種リストなどを調整していくプロセスなのだと捉えられる。
ただし、そのWhat is this? againは、inboxの処理で使われるワークフローと重なるものもあれば、そうでないものもある。
どちらにせよ、自問によって出た答えに合わせて、My systemを「再構築」(もう一度、作り直す」ことをしているわけで、それは「ゼロから作る」と相似である。
レビューは毎回システムを作っているのだが、しかしそうしてできあがるものの大半はレビュー以前とほぼ同じものであり、差分の調整だけで済んでいる、という表現の方がわかりやすいかもしれない。