タスクランナー2019
ここまでのあらすじ
外宇宙の辺境の地で奴隷労働に従事していたアンドロイド達はある日人間の敵に回った。地球に帰還したアンドロイド達を処分するために「タスクランナー」捜査班が結成された。
雨が降るビルの屋上にて
ビルから落ちそうになった捜査官を、アンドロイドの男はとっさに掴み救った。
彼は恥ずかしそうに語り出す。
「俺はお前達管理者には想像もできないものを見てきた
オリオン座で炎上する攻撃用宇宙船のプロジェクト
タンホイザーゲートで輝くCビームのプロジェクト
そんなプロジェクトも週次レビューで見直して消える
雨の中で、流れる、涙のように
その時(レビューの時間)が来た」