「気が散る世界」
気になることの段階(マズローの欲求段階さながら)
頭にあり続け、他のことが手に付かない気になること
頭の片隅にある気になること
ふとした拍子に思い出す気になること
常に意識しないと忘れてしまう気になること
関連ページ
動と静 2種類の気になること
「気になること」と「気にすること(気にかけたいこと)」
受動的か、能動的か
「気になること」がないときでも気になることがない状態を維持しようとすることは、「気になること」なのでは?
禅問答の様相
GTD Workflow Mapでは気になることを収集する・把握するというより「LIFE'S RANDOM INPUTS」から「STUFF(もの)」を集める
森平訳 p.45
「物」を集める
物事を適切に処理するためには、何を集めればいいのか、また、それを最も効果的に集めるにはどうすればいいのかを知ることが必要です。
(中略)
●「未完了」なものを百パーセント集める
今ある状態とはちがった状態であるべきもの、とあなたが思っていて、しかも、それを変えるために、何らかのレベルで内面的に関わっていく必要のある、個人的なもの、あるいは仕事、小さなもの、あるいは大きなもの、緊急なもの、あるいはさして重要ではないものがそれに当たります。
table:「気になること」翻訳比較
原書 全面改訂版 Kindle版 p.30 森平訳 p.45 田口訳 p.56
Capture 「物」を集める 「把握する」
Gethering 100 Percent of the "Incompletes" 「未完了」なものを百パーセント集める 「気になること」のすべてを集める
GTDのワークフローの図にも原書が"stuff"とあるだけに対して「頭の中の「気になること」すべて」と記していることも含めて「気になること」を集めることを全面に押し出したのは田口訳だからこそなのかもしれません。
おそらくは原書の5つのステップに「our attention」とあることによるものだと思われます。
/taskmanagement/GTDの5つのステップ#5c71cc231dab820000157931
原書でデビッド・アレン氏が説く集める範囲は「気になること」よりも少し広そうに思えます。
効率的に集めるために「未完了なもの」「気になること」に着目するのが良さそうです。
いずれにしろ、これら「気が散る世界」であり、『Getting Things Done for Teens: Take Control of Your Life in a Distracting World』の副題にある「Distracting World」は言い得て妙だと思います。
takahrt.iconブログのようなものを作りましたが、無意識にここから引いていたんだろうか
格好いいタイトルを自力で捻り出したと思っていたのに
#気が散る世界に
まあ、スマホ時代は気が散るよ。それは東洋でも西洋でもたぶんかわらないね