NSR
None Stop Routing
障害時にもルーティング処理を継続するための仕組み。
ベンダーごとの実装で標準的な実装はない。
基本動作
基本的にはコントロールプレーンが物理的に冗長をとれること前提。
ルーター内でコントロールプレーンのActive Backupの環境をつくり内部状態を常に同期
Active系で障害が起きた時にもBackup環境に切り替えてルーティングを継続。
フォワーディング処理は切り替え中も継続している前提。
NSR対応したOSPFでいうとLSAの更新でActive系のコントロールプレーンにOSPFプロセス、LSDBがあるときに
Backup系のコントロールプレーンでもOSPFプロセス、LSDBを動作させてLSAの更新時にも即座に状態を同期する感じ。