日本豆腐協会
協会の概要
会員相互の協調によって、豆腐製品の製造、品質、流通に関する研究、開発、教育を促進し、もってより良質、かつ、安全な製品を国民に提供するとともに、業界の健全な育成、発展に貢献することを目的として設立されました。会員は日本の豆腐業界を代表する豆腐製造業者です。
日本の伝統食品「豆腐」
豆腐は、我が国にとって古来から重要な植物性タンパク源として、手軽に、安価に購入できる大衆に親しまれた伝統食品です。
豆腐は、昔から軟らかく、輸送上に難点があり、また、保存性に乏しい生鮮加工食品でした。そのために集中生産することがしにくく、広域流通しにくい地域的食品でありました。しかしながら、流通の変化に伴い、豆腐業界は、これに対応する態勢が要求されるようになり、特に量販店を中心として広範囲に販路が拡大されつつあり、また、食品に対する消費者の関心、意識も高まってきました。
このような状況のなかで、最近では、食品の内容についての表示や規格・制度化を求める声も聞かれております。
日本豆腐協会の活動
日本豆腐協会の会員は、これらの流通の変革に対応して、豆腐製品の生産、物流体制を整備して消費者のニーズに答えてきました。
日本豆腐協会は、豆腐の原料大豆、製造技術、品質、流通、環境に関する教育、研修を行い、HACCP手法を取り入れた「豆腐安全確保システム構築」マニュアルの作成、豆腐の容器包装についてのガイドライン作成等の事業を行ってきました。
このたび豆腐製品のさらなる消費拡大のために、日本豆腐協会を中心に豆腐製造業者、関連団体、企業が携え、日本豆腐PRセンターを設立し、その事務局の業務を行うことになりました。