考えるために本を読む
読書はつらくも読み続けることで、人生がラクになっていく
読書はラクではないけど、その分得られるものは大きい。だから、信じて読み続ける。
たぶん、ラクな方法なんてなくて、何かを成し遂げようとするにはちょっと(?)険しい道を行くしかない。
だって、ラクな道を選んで成功するなら、みんな成功してる。でも、そうなっていないってことはみんなが選んでいない方の、険しい道を地道に進んで行くしかない。
本を読むということも、地道で時間もかかるし長いし大変かもしれないけど、だんだんと読み事が楽しくなる時が来るかもしれない。それは10年とかかかるかもしれないけど、それでも続けてみる価値はありそう。
つらいのは、高台に登っているからで、その高台からジャンプすればより遠くに行ける。
だから、つらい時期は遠くにジャンプするための道のりだと思ってみるといいのかも。
大きく成長するためのちょっと前段階みたいな。
でも、それで報われないかもしれないということは意識しておかないといけない。うまくいけば、ジャンプ出来るかもしれないけど、もしかしたらジャンプ出来ないかもしれないって思っておくと、落胆しなくて済むかもしれない。
それはわからない。
最も優れた本とは、最も多く考えさせられる本だ。 p38
本を読みながら考えることで、今まで考えたことがなかったことを考えられる。
考えるきっかけとして、本を読む?のかも?
もしくは、なにか問いを持ちながら本を読み、その問いの答えを潜在意識で探しているみたいな感じ。
本を読むことで、何かしら考えられるってのはあるかもね。
その考えを頭の中でぐるぐるしながら読み進めるだけでも、十分価値はある気がする。
スマホをだらだらみているのと、本を読んで色々考えるのとでは全然違うと思う。
だから、考えるために本を読む。
本を読めば、なぜ考えるようになるのだろうか?
それは、本があなたに質問を投げかけるからだ。 p42
自分に質問を投げかけると、勝手に脳が答えを探し出そうとしてくれる。
「昨日の晩御飯はなんだった?」って質問されたら、嫌でも自然と考えてしまう。
そのくらい質問の力は強い。
他の人は自分が今読んでいる本をとっくに読んでいて、別の良い本を読んでいるかもしれない。という焦燥感にかられて、焦って読み進めようとしてしまうのはよくない。
みんな違う方向に違うペースで進んでいるんだから、自分のペースで読み進めればいい。
本を読むのは他の人ときそうためじゃない。自分と本の時間なんだから、その時間をそのまま受け入れればいい。
読書はつまるところ「考えるためのもの」だ。ただ目だけ懸命に動かして読み終えても、思考しなければ何も残らない。 p64
この言葉を胸に刻んでおきたい。
覚悟を決めて、本をゆっくり読むといい。あなたにはゆっくり読み進めてほしい。諦めることなく、疲れない程度に、たゆまず読んでみよう。ゆっくり考えながら読書すれば、内面がしっかり鍛えられる。すると、次第に早く読めるようになる。心配しなくていい。焦らなければ、より速く目標に到達できるから。 p65
焦らずゆっくり読み進める。
本を読んだ内容が思い出せないと落胆しなくていい。すべての内容は、自分の潜在意識に積み重ねられている。 p90
何もきっかけがないのに思い出せないのは当たり前で、何か関連することをしていたらそれに関することを勝手に思い出してくれる。
だから、信じて読み続ける。
本を読みながら考えていけば内容を思い出せなくても大丈夫。読みながら考えるようになっているはずだから、読んで考えて。を続けていく。
読書は効率が悪いのが難点。ってこの本に書いてあったのはびっくりした。
それほど、本を読むのは大変でコスパは悪いかもしれないけど、その分やった分だけ積み重なっていくのかも。
読書は効率が悪く、時間がかかり、苦痛を伴う。だが、これを受けいれてこそ私たちは、自分が望む何かを得ることが出来る。困難で疲れる、そして険しい道だけれど、悔いの残らない人生を送るために最も簡単で確かな道なのである。 p93
こと、「最も簡単で確かな道」って言葉の意味としては、やろうと思えばできるという意味での最も簡単って意味なんだろうなって思った。
たしかに、やればできるけどそれをずっと続けるのはつらくて難しい。だからこそ、やってみる価値はある。って思えてきた。
最近は小説も読んでみてるから、読書をこれからも続けていきたいなって思った。
焦らずゆっくり着実に読み続ける。