コンビニ人間を読んだ
小説を全く読んだことがなくて、近くのブックオフによって何となく買ってみた。
コンビニで働くために最適化されて、生きているってのは実は何も考えずにただ求められるものを淡々とこなすっていう意味で楽なのかもしれない。
自分であれこれ考えて行動して生きていくのは大変。だとしで生きがいはある気がする。
自分も仕事を辞めたとしたら何のために生きているのか分からなくなりそう。
今の生活は良くも悪くも?仕事がベース。
仕事が上手くいかないとそれがプライベートにも引きずられる。というほど、プライベートでは何もやっていないからあまり関係はないとは思いつつも、何も無い時間が仕事のことで頭がいっぱいになるのは、なんか微妙な気がするから、出来れば仕事が上手くいっていたほうがいい。もしくは、仕事以外のことにもリソースを注げるようになったほうがいいのかも。
周りの人が言う普通ってのに合わせて自分を変えていかないといけないのは、自由に生きている感じはしないよなって思った。
でも、そうしないと普通じゃない人は異常とみなされて排除されるってのも本に書いてあるとおりだなって思った。
普通じゃなきゃいけないとか、なんかおかしいとか、周りの目を気にして生きないといけないのは息苦しいね。
だから、干渉されないようにしたいってのはわかるけど、人間はひとりじゃ生きていけなくて、何かしら干渉はするもの。だから、それをどうやって生きていくのかって話になるのかも。
自分はあまり人と関わりたくないなって思ってしまうけど、それは異常なのか?と思った。
結婚とかそういうのを親とかから言われないのは楽でいいなって思った。
年齢的なことなのかどうなのか分からないけど、もう少ししたら言われたりするのかな。
他の人から言われてやるのは嫌だな…
まあ、今はこう思っていても、どうなるかわからないから、今は考えなくていいのかも。
こういう小説は全く読んだことがなかったから、登場人物の心情とかが見れて面白かった。
他の本も読んでみようと思う。