海図なき漂流列島|十|水25
このエピソードでは、海図なき漂流列島をテーマに、日本列島の現状や政治の動向について語られています。古代から近代までの歴史的視点を交え、少子化やAI、国際情勢に関する問題に焦点が当てられています。また、日本の戦後復興とその後の政治的変遷、特にアメリカとの関係についても議論されています。「海図をなき漂流列島」というフレーズが用いられ、日本の政治家や官僚が海図をの意識を持たなくなった現状が取り上げられています。
漂流列島の現状 00:03 戦後の日本とアメリカの関係 05:00
漂流列島の現状
はい、おはようございます。
早起きは三文の徳、2日に1回、早朝4時15分良い子の時間に配信する早起きは三文の徳。今日のタイトル、なんだっけ、
海図なき漂流列島、水無月6月の10日になりました。早いですね、6月も上旬終わっちゃいましたね。中旬に入ります。だんだん夏が近づいてきました。今日の北海道、札幌、29度まで上がってまーす。ちょっと暑いですね。はい、そんなことで今日はなんだ、漂流する、
海図なき漂流列島ということで、まあだいたい漂流列島といえば日本列島のことを指しちゃうんですけどね。これ別に日本列島である必要は全然ないし、必然性もないんですが、まあ、
海図なき漂流列島って書いただけでね、日本列島を皆さんイメージするということ自体が、まあおそらく日本列島は海図なき漂流をしてるんだと思ってる人が多いということでね。そう思った瞬間にね、これを見ただけで、日本だと思っちゃうという。
実は日本の話をするわけじゃないなんて言ったら意外性があるけども、日本の話なんですね。やっぱね。海図なき漂流列島ですね。これね。
来年、来年じゃない、来月参議院選挙ですけど、まあまあ見てるだけでちょっともう絶望的な気分になってきますね。まあ岸田さんしか、もうリーダーがいなくなっちゃって、その後いろいろあって辞めて、みんなで辞めさせて、
石破さんになって、まあね、いろいろあったんだけど、まあとりあえずここまで来たけど、内部から足引っ張る人は出てくるわ、野党はね、チャンスなのに少数与党なのに追い込めずにいるわね、
何やってんだろうの世界ですね。本当にもう海図なき漂流列島ここに極まれりという感じで参議院選挙も何の期待も持てなくなっちゃって、新しい潮流が、まあ石、なんだっけ、石丸新党とか含めて新しい潮流がどこまで動くかなんだけど、これもね、なんとなく、なんとなくまあムーブメントにはなるんでしょうけどね。どこまで行くかっていうとあんまりね、まあいいや、そんな話してもしょうがない。これはもうしょうがないね。しょうがないね。こればっかりはね。こうやってしか進まないんだよね、いろんなことはね。
ただ問題はやっぱり現状認識なんですよね。現状認識。少子化の問題も喋りましたけど前回、あとAIの問題もそうなんですけど、あとアメリカとか国際情勢の問題もあるけど、対応できてないわけね。AIのことわかってないでしょ、少子化のことわかってないでしょ、国際情勢のことわかってないでしょ、それは政治できないだろうっていう。考えてるのはもう消費税のことと米のことしか考えてないっていう。
これではやっぱりね、まずいだろうと。目の前の米のこと、まあ米のことは大事だけど、だいたい米で米騒動でね、百姓一揆でね、米と税金、米と税金だよね。年貢、米、税金、だいたい食うことに関わらないと革命は起きないっていうね。フランス革命だってパンと自由を、パンをよこせだったわけだよね。パンをよこせっていう、まあだいたいそういう、あと税金だよね、重税だよね。フランスがアメリカ独立戦争応援しちゃったもんだから、ブルボン王朝がね、財政難に陥って重税かけたら反発食らってフランス革命起きちゃって、アメリカ独立革命がフランスに飛び火したっていう歴史の皮肉があるわけですけどね。
これアメリカの方が先に起きたんですよ、市民革命はね。イギリスから独立して。フランスは応援したわけね、イギリスの植民地が無くなると思って独立応援したら、もうそれで財政難になっちゃって、
それでね、重税かけたらフランス王朝が倒れちゃったって、ブルトン王朝がね。ルイ、ルイ十、十五世、十六世ね、十四世、十五世、十六世の時代ですけど、倒れちゃったみたいな。
だからフランスからあの自由の女神、アメリカに立ってるでしょ、マンハッタンに自由の女神、あれフランス向いてんだよね。
フランスの方は、なんだ、セーヌ川の真ん中に小さな自由の女神があってね。あれが同じ像なんだよね。向き合ってるってことになってるんだよね。
フランスはフランス革命が起きてアメリカ、まあその前は実はね、フランスブルボン王朝の時代にアメリカ独立戦争を応援してるわけだけども、
まあそれがきっかけでフランス革命が起こって市民革命起こって、その後百年間もうドタバタでしたけどね。ナポレオンも出てくるわ、王政復古もあるわ、共和政に至り着くまでにはもう百年かかったわけですが、まあその話はさておき。
まあ起きる時にはいろいろ起きるんだけど、やっぱりきっかけはパンだったりするんだよね。アメリカ独立戦争だってそうだよね。結局、税金だよね、重税かけたっていう、ボストン茶会事件だっけ、お茶の値段が、コーヒーの値段、お茶の値段どっちだ、紅茶、紅茶の値段が上がっちゃったというのも関連してるわけだしね。
アメリカンコーヒーなんてのができたわけだよね。コーヒーを薄めて飲むみたいな、紅茶代わりにね。アメリカンの発祥とかね。もう適当な話なんですけども、
まあいろんなことが絡まりあってね、だいたい目の前の米とかで何かが起こるんでしょうね。一揆とか政治が動くときはね。その海図なき漂流列島、海図なき漂流列島ですけど、これやっぱり日本っていう国を考えたときに、あの結局、まあ一つは戦国時代。遡りますけど、戦国時代ね。いろんな藩、列強、列強じゃねえな、いろんな藩がこう競い合って全国統一を巡ってね。信長が出てきて、秀吉が出てきて最後、徳川に行くわけですけど、やっぱりあの時期ね、あの戦国の中でやっぱり一つの
まあ海図ができたんだよね。徳川幕府って形で結局、織田、豊臣、徳川と、まあ他にも戦国武将いっぱいうごめいて、ああいう一つの太平の世ができたという。江戸時代が260年ぐらい、もうちょっと続いたわけですけども、まあ江戸時代にもいろいろあったんだけどね、でもそれなりに安定した時代だったんだよね。鎖国をしてね。その後、やっぱ文明開花ですよね。ここね。これやっぱりヨーロッパで近代化が始まる、産業革命ですよね、産業革命で近代化が始まって、その波がアジアに押し寄せて、アジアの植民地化が進む中で日本がなんとか明治維新で独立をキープしたという、そういう話なんだけども、
そこん時ぐらいだよね。だからね、何かこう改図を作ろうとしたのはね。明治、でもその時も明治維新も中身見ていくといろんなことあるんだけどね、いろんなことあるんだけどねって、まあそんな話はさておき。その後はそのまんま明治天皇制作って、土井ツプロイセンをモデルにしてね、強い帝国を作って、西洋と張り合おうとして近代化を進めて、富国強兵ね、やったわけだけど、あれの時はだから一つの海図があったっていうかモデルがあったわけね、とにかく殖産興業、富国強兵、まあ西洋化のモデル、近代化のモデルがあったから、産業革命ですよね。日本におけるね。明治維新を,引き起こしたところがあるんですが、
戦後の日本とアメリカの関係
それが結局、日清日露、そして第二次大戦までね、突き進んでいっちゃったわけだよね。それで終わった後に結局ポツダム体制でパクスアメリカーナ、まあその前はちょっとねイギリス、ロシア、当時ソ連ですけど、冷戦に巻き込まれていくんだけど、結局アメリカに占領されたというね。占領されてたんですよアメリカは、アメリカじゃない日本は。アメリカに8年ぐらい、8年半ぐらい、7年半、8年半ぐらい、1945年から1952年ね、4月20日だっけ、4月28日だっけ、まで
占領されてたわけですよね。サンフランシスコ講和条約結ばれるまで、日米安保体制できるまでね。アメリカによる占領下にあったんですよ。8年もの間ね。それがまた間接統治だったからあまり占領された意識を持ってないんだけどね。だからもうその頃からまた海図を失ってんだよね。戦後復興って一つの海図だったけど、アメリカともやり合いながら、やっぱり高度成長路線含めてあの時期は間違いなく、まあ池田勇人とかね、その後まあ列島海図をの田中角栄とか、あの頃やっぱり海図を作ろうとしてたんだよね。通産省もそうだけど官僚もね、大蔵官僚もそうだけど、いま財務官僚になっちゃったけど、海図を作ろうとしてたんだよね、
まだね。ところが今官僚で海図を作ろうと思ってる奴いないからね。政治家で海図を作ろうと思ってる奴いないからね。いないからねって断言してるけど、いないですよ見てたってね。ちょっと目立った野党の党首とかだって海図を持ってるかって言ったら持ってないもんね。石破総理だって海図を持ってないしね。だから誰も海図をを持っていないままこう列島は漂わなきゃいけないっていう。海図をなき漂流列島ね。かといってじゃあトランプさんが海図を持ってるかっつったらね、まあ羅針盤は持ってるんだろうけど海図を持ってるような気はしないんだけど、まあでもトランプさん。トランプ革命はすごいね。いろんな波紋をよんでね、これどうなるんでしょうね、トランプ後が気になりますね。トランプのあとのアメリカはどうなるのかとか、トランプさん、
結構高齢なのに元気だからね。あれどっかでバイデンさんみたいにちょっとだんだんね、年齢とともに、まあバイタリティありますよね、トランプさんね、あの人すごいですね。私のちょっと手元にあの大昔のプレイボーイがあって、これ面白いですね。あの大昔のプレイボーイがあって、なんでこんなものがあるんだと思うかもしれないけど、これちょっと面白いですね。1990年、集英社、5月号、プレイボーイ、ドナルドトランプインタビュー、トランプのインタビューが載ってんですよ、これ。1990年ですよ。今から何年前ですか、今2025年、35年前の雑誌がなぜかこの1冊だけ、私が買ったプレイボーイこの1冊たけ。
この時はドナルドトランプインタビューを読みたくて買ったんじゃなくて、土井社会党ね、土井たか子さん、社会党、それから巨人優勝確率99%とかね、多分これ、何で買ったんでしょうね、覚えてないですね。外務省現役課長、あ、これだ、外務省の現役の課長が緊急覆面座談会やったんですね。日本は世界から究極の選択を迫られている。1990年、バブルですね。まだバブル末期ですね。そんな時のプレイボーイがあるんですが、これ見てたらね、あれ!みたいな、その時トランプの記事読んでないんですよ。ドナルドトランプの記事が載ってるみたいな。
若いもん、まだ40代か50代ぐらい、40代ぐらいだもんね。すごいですよ。1946年生まれですからね、6月14日。うわぁ、この若い写真ね。これ何か写真撮ってどっかにアップしちゃおうかな。もうこれいいでしょ、著作権。ドナルドトランプがこの時何を言ってたかって話で、結構10ページ以上の記事になってるんですよね。これ面白いですよ。トランプさんこの時からもうずっと考えてたっていう話なんですね。この時何言ってるかって言うと、日本はアメリカを二重に搾取してめちゃくちゃにしているってトランプが言ってるんですね。すごいですね。この頃からもう大統領になるって言ってるんですから、もうすごいです。35年越しです。