本当に取り組むべき事に集中する
私も、十とか十五個のすべてについていくのは不可能なので、ある程度取捨選択をし、「これがいけそうだ」とか、「これは自分に合っている」「これは深さがある」などと、基準を絞り込んで研究している。そうしないと限りがある時間内に研究することは不可能だ。以前はそのすべての形について、すべてを理解していたいという気持ちがあったが、今は、あまりにも拡散が進んでしまっているので難しい。そういう時代になったのかな、と感じている。
無制限に時間があればいくらでも考えられるが、そうはいかない。「見切る」という決断が大事なのだ。
雑用を避け、本当の仕事をするのが「よい後回し」なんだ。少なくとも、ある意味においては良い。あなたに雑用を頼んでいる人は、そうは思わないだろう。でも何か仕事を成し遂げたいなら、雑用を頼んでくる人をイライラさせることになるだろう。どんな穏健な人だって、本当の仕事をしたい時が来たら、雑用をほったらかす非情さを持ち合わせている。
生産性を高めるために後回しは大事
何が自分にとって有意義かそうでないのかについて嗅覚をするどく保つ
余暇の時間は有意義かどうかみたいな軸で物事を考えずに楽しむことに集中する
自分ができる最良の仕事は何か、またなぜ、自分はそれをしていないのか
一番価値を出すべき仕事から逃げない。他の仕事からは様々な手段を講じて逃げる。
このEvernoteが直面した「5%問題」は、「サービスの核を維持しながら新機能や新サービスを作ることがどれだけ重要か」を示す良い事例です。
機能を増やすことには注意が必要
それをサポートする UI が必要
それをサポートするシステムをずっとメンテナンスする必要がある
ユーザにとっては覚えることが増える