MCP
MCPとは
MCP(Model Context Protocol)は、アプリケーションがLLMにコンテキストを提供する方法を標準化するオープンソースプロトコル
AIアプリケーション向けの拡張インターフェースのようなイメージ
AIモデルにツールを使わせという点ではFuncationCallingと変わらないが、ツールの利用法が標準化されたという点が異なる
特徴
AIアプリケーションが多様なデータやサービスと容易に連携可能
LLMのベンダー間で柔軟に切り替え可能
DIのようなイメージ
セキュリティのベストプラクティスに準拠
アーキテクチャ
https://scrapbox.io/files/67d647ea42e82409a79f06d5.png
MCP Host
AIアプリケーション自体を指し、MCPを通じてデータやサービスにアクセスする
Claude Desktop、IDE
MCP Clients
Host内で動作し、1対1でMCPサーバーと接続し、データやツールを活用するアプリケーション
Claude Desktop、Cline、
MCP Servers
特定の機能やデータを提供する軽量なプログラム。標準化されたMCPを通じてクライアントにサービスを提供する
Local Data Sources
コンピュータ内のファイル、データベース、などMCPサーバーが安全にアクセスできるローカルリソース
SQLite、ローカルファイル
Remote Services
インターネット上で利用可能な外部システムやAPIで、MCPサーバーが接続して機能を拡張する
Google Drive API、Slack API、Github API
プロトコル
MCP ClientとMCP Server間はJSON-RPCというプロトコルを使って通信している 参考ドキュメント