項目49 型カバレッジを監視し、型安全性のリグレッションを防ぐ
noImplicitAnyを有効にし、暗黙のany型をもつすべての値に型アノテーションを追加したとしてもany型に関する問題から開放されたわけではない
any型は主に2つの経路からプログラムに入り込む可能性がある
明示的なany型
any[]や{[key: string]: any}のような型は、インデックスを使って中身にアクセスするとただのany型が得られ、これがコードに入り込むようになる
サードパーティの型宣言
@types宣言ファイルに由来するany型が存在することがあり、これは気づきにくい
noImplicitAnyを有効にしたとしてany型が入り込んでしまう
対策としては以下の方法がある
npx type-coverageでany型が含まれていない割合を確認することができる