20250901
NHK「映像の世紀バタフライエフェクト」シリーズ昭和百年①『戦時下の宰相たち』がとてもシニカルなオチだったので記しておく。「(太平洋戦争の経緯に関して)『軍部や政府に騙されていた』と言う国民がいたとしたら、これからも同じように騙されるのであろう。もしかしたら、すでに騙されているのかもしれない」みたいな趣旨のコメントが最後に紹介されてて、これって直近の政局にも当てはめられるお話では??みたいな気持ちになった。まあでも、戦前戦中のようなケースに関しては騙すような作為が多様にあった時代ではあるので「騙された」と思うの自体は間違ってはいない、とは正直思うのだけどね。クーデターもプロパガンダも、武力だったり信用だったり何かしらのパワーを振りかざしたものなんだし。件のコメントの意味は、騙されたからと言って全く責任がないわけではない、ということではあると思うのだけどさ。