20250715
クラクションコーヒーロースターズの営業最終日が今日だったことに昨日気づき、仕事を早めに切り上げて急いで行ってきた。最後にブラジル・ダテーラ農園の豆が飲めてよかったなあ。落ち着いた風味と甘さが際立つローストがバランスよくて、お気に入りでした。ひとまずお疲れさまでした。また飲める機会を楽しみにしてます。
そして、そういえば @kk2170 先生の霊圧を感じていたので、ごはんに誘ったら二つ返事で来てくれた。ふと思い立って、いくつかのごはん屋さんの候補とともに「とりあえず某横丁に現地集合して、ハシゴする?」ってのも提案してみたら、それに乗ってくれた。普段ちょくちょく行く狸COMICHIだけど、ブライアンブルーしか行かないから個人的にもよい機会になったなあ。そして、久々にお話できてよかったし、なんでか分からんけど最近趣味が似通ってきてるので、その方向のお話も少しできてよかった。といっても、ぼくが寄っていってる方なので、いろいろ教えてもらえてありがたいんですよね。
そういう話の流れで、最近こだわってるコーヒーの抽出のお話をしたんだけど、レシピというものの解像度が割と整理できた。発端として、「コーヒーの抽出を都度記録してると『同じレシピなはずなのにたまに外れ値みたいな抽出になったりして、しかもそれが再現できないな?』みたいなケースがあって、それってレシピという関数の実装に表現できてない手続き?技術?がどこかに隠れてるはずなんだよね」みたいなお話をしてて。これって、外れ値となった"よりよい抽出"を再現するには、既存のレシピ関数には表現できていない工程ないし細かな操作/テクニックがあるはずで、それを意図してか意図せずか分からないけどレシピの再現中に織り込めてしまったので、そういう"よりよい抽出"という再現しなかった結果(=外れ値)になった、って解釈で。そういった見えないギミックを紐解くのって、割と自由研究みがあるというか、まあ広義の研究をして言語化する作業なんですよね。「ああ、レシピっていうのはこうやって具体を煮詰めていくのか」ってのを思ったし、他方で「レシピって、厳密に手続きを書く実装もあれば部分的に他の関数に委ねて抽象化する実装もある、みたいなことよね??」なんて思ったりして、そういう抽象が強いのは調理技法などの共通言語が通じる前提で話されてたり、とか、はたまた経験則で言語化されていない/あえて言語化していない事柄があって、そのほうが諸々で都合がよいってことか〜〜みたいな理解を得たりしていた。別に他意はないけど、職人の世界ってかんじするね。
#日記