大学院受験の振り返り
2022/6ごろから大学院の受験を検討・準備し2023/4~進学予定のため、来年以降受験される方に向けて雑に振り返りを書いておきます。
なお、記載内容は個人の一つの経験をもとにしてます。あまり自信がないのでフィードバック・補足等ありましたらtwitterまでご連絡頂けるとありがたいです。 はじめに
僕の2022/6 時点での前提について記載しておく
社会人経験あり、無職。元エンジニア(自然言語処理関連)
文系大学卒。UoPeopleというアメリカのオンライン大学在学中
自然言語処理の研究をしたいなと思いつつ、研究テーマは具体的に決まってない状態
英語はIELTS、Duolingoなど受験済み。英語の成績は問題なさそうだった
数学は高校数学はある程度得意だった。深層学習の勉強の過程で線形代数・微積の基本の基本は理解できてた
受験の時期
大学院の受験は早めに検討するのが良い。
早い大学だと4月頃に出願を締め切るところもある。
また複数回受験機会がある大学院も、早い回の方が合格率が高いことがある。
研究テーマ
受験時に、入学後にしたい研究テーマを提出・プレゼンすることが多いと思います。
個人的に研究テーマを考えるのは難しかった。興味のある研究室の先生の論文を読み、その論文で示せてないことは何か、それを示すためには何をすればよいかと考えたら思いつくことができた。
大学院によっては入学後に授業を受けつつ研究テーマを再考する方もいるそうで、受験時の案をそれほど重く考えすぎなくてもいいかもしれません。
研究室訪問
研究室訪問・先生への連絡や相談を怖がりすぎない
先生方はいい方ばかりでした。研究テーマについて明確でなかったら参考になりそうな論文などを紹介してくれたり、中には出願書類の小論文を添削してくださる方もいた。
自分は独学で論文を探して読んでいたが、読むべき論文を選ぶのは難しかった。若干優先度の低い論文を読んでしまっていた。そのため早めに相談させていただくのがよかったかも。
僕は研究室の現地を訪問することが多かった。雰囲気を掴みたかったので。地方だと交通費もかかるが大学院によってはオープンキャンパスの時期などに交通費補助を出してくれるところもある。
なお、研究室訪問時にお土産を持っていくことがあったが、先生によっては受け取らない方もいらっしゃった(公正な入試のため)。
原則持参しなくて良いかも。
研究室訪問の時間は三十分程度を目安にして、もし先生に学生を紹介して頂く機会があれば連絡先の交換をさせてもらうとよさそう。
面接
面接時間は短いこともある。そのため積極的に自分のアピールしたいことやモチベーションの高さを伝えていくべきだと思う。
できないこと・苦手なことがあれば、それを補うためにどんな行動を取ってるかまで説明するなど。
オンライン面接ばかりでした。複数人の面接官がビデオで遠くに映っていて表情がわからず、誰が話してるか、話している内容をわかってもらえてるかなどが不明で辛いことがありました。
数学
数学は応用問題に慣れておくといいと思う。僕はマセマの線形代数、微積を読んで練習問題などを解いていたが、これだけだと基本は理解できるものの応用は苦手だと感じた。
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大学院の入試問題のレベルにもよるが、大学編入試験の過去問などを解くのもいいかもしれない。
下記の本などは解いておいてもよかったかも。
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ご縁があり合格を頂いたので2023/4より進学予定です。
以下は補足です。
奨学金
2023/4入学だと2021年1月~12月の収入で奨学金がもらえるかどうかが変わるものもありました
そのため1年目は僕は頂けなさそう
追記:事務の方の手続きミスかも?