どの言葉が誰を傷つけるか予測できない
自分の発言が相手にどんな影響を与えるかは、完全に予測不能である
何気なく発言した言葉が、相手の人生を大きく狂わせるかもしれない
もちろん逆もある
東平光生先生が昔言ってた
社会的合意がとれている罵詈雑言は当然だが、そうではない、本人にとっては何気ない選択肢の提案のつもりが、相手を大きく傷つけることがある
無責任な選択肢の提案ともいえるかもしれない
「何気ない」、つまり提案した結果に責任を負わない行為なのだ
相手の生涯、相手の物語を知りうることができれば、予防策を立てられるかもしれないが、そんなことは現時点では不可能である
家族でさえ相手の物語を知り得ないのだから
シャミ子のような夢魔ならできるかもしれないけど
言わなければ伝わらない。成長の為に必要なスキルと肯定的に捉えられているかもしれないが、見方を変えれば、相手に伝えることができない人間を切り捨てる残酷な言葉でもあるかもしれない
ちなみに技術的に越えられる障害かどうかと言われると、答えはtrueだろうtakker.icon
脳波etc.を読み取って、言葉を使わずに相手に自分の感情を伝える技術ができても不思議ではない
ただそれはむき出しの自我が直接ぶつかりあると言うことになり、インターネット上の言い合いより凄惨な悲劇が起こるだろう
もっともその自我の制御技術まで確立したら話は別だが
ともかく、現状で相手が自身の行為に傷ついたかどうかは、以下の場合しかわからない
事前のカミングアウト:「私はAをされると傷つくから、なるべく避けてほしい」
事後的発覚:相手が「あなたのAで結構傷ついた」とはっきり伝えてくれたとき
いずれにせよ傷つ(いた|つく)ことを文書、音声、身振り手振り、表情で伝えてくれないとマジでわからない
#2022-10-27 08:14:06
#2022-10-24 16:48:50