PC-2022F-8
目標
8. 耐久性(1)
鉄筋コンクリートの劣化現象について説明できるようになる。
内容
劣化の種類
コンクリートの劣化
凍害
具体例・特徴
間隙水の凍結
対策:AE剤を入れる
化学的侵食
具体例
下水道施設における侵食
アルカリ骨材反応
詳細はPC-2022F-3を参照
鉄筋の劣化
鋼材腐食
まず、普通は腐食しにくい
コンクリート中のpHは12~13の高塩基性となる
高塩基性下では厚さ3mm程度の不動態皮膜が形成され、極めて腐食しにくくなる
しかし、何らかの原因で不動態皮膜が破壊されると、腐食が進行してしまう
中性化
pH低下による不動態皮膜の破壊
空気中のCO2が空隙に侵入、水分に溶解し、pHを下げる
地球温暖化でコンクリートが溶けるやつか?
モデルを単純化してルートt則で予測する
中性化深さの測定
フェノールフタレイン溶液でpHを測る
塩基性の度合いを調べれればいいので、この溶液でいい
中性化残りが10mm程度から腐食速度が増加する
塩害
ハロゲンイオンによる不動態皮膜の破壊
Cl-が海水や凍結防止剤から供給される
侵入経路は複雑
移流
濃度拡散
電気的なバランス
etc.
一般には濃度拡散を用いて単純にモデル化する
より高度なモデルは研究中
鋼材腐食発生限度濃度
腐食速度が増大するときのCl-イオンの濃度
この濃度のとき不動態皮膜が破壊されると見られる
実験式はあるが、ほとんどわかっていない
仕組みや支配するパラメタはほとんどわかっていない
化学的侵食
これはやらなかったな
鋼材破断
アルカリ骨材反応
金属疲労
それぞれ具体例・特徴が紹介されている
#2022-06-22 13:00:03
#2022-06-06 10:50:25
#2022-05-17 09:24:36