ESM-2023F
table:basic information
Title 材料力学演習
Title (en) Exercises on Strength of Materials
Schedule 2023年度前期 水曜2限
Course credits 1
Course code 9976304
K701
Descriptions
構造物を設計するために必要な基礎知識である材料の力学について、演習形式で授業を行う。
Objectives
土木構造物を設計するためには、構造材料に関する基礎知識を備える必要がある。
そこで、構造材料の力学的性質に関する基礎知識(外力により発生する変形と内力、仮想仕事の原理、相反定理)を学習し、基本的な問題を解けるようになることを目的とする。
Outcomes
1. 梁やトラス、ラーメンの問題を解くことで、構造物に発生する反力、断面力、変位を計算できる。
2.
座屈荷重を計算できるようになる。
3.
梁の影響線を使うことができるようになる。
上記1~3の内容に関するレポートにおいて、教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって、到達目標の達成と判断する。
※土木工学科が定める学習 教育目標との関連上記[到達目標] は、下記の主として関連する学習 教育目標に基づいている。
主として関連する学習 教育目標:目標(B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造 材料、地盤、水理、環境 情報、計画)の基礎知識を習得するとともに、応用できるようになる。
Course notes prerequisites
授業実施方法は LETUS で指示するので、定期的に確認すること。
材料力学Ⅰと材料力学Ⅱを履修していることを前提として授業を進める。
Preparation and review
準備学習:指定した教科書のうち、講義内容に該当する箇所に事前に目を通しておくこと。
復習:各回の講義内容を十分に復習し、別途配布される演習問題を解くこと。
また、レポートを作成すること。
Evaluation
4回程度のレポート(25%×4) により評価する。
ただし、授業を5回以上欠席した場合には単位取得を認めない。
正当な理由のない遅刻は0.
5欠席として扱い、授業開始時間から15分を超えた場合は欠席とみなす。
【フィードバックの方法】最終以外のレポートは、評価後に返却する。
Plan
1.
静定構造の断面力(1)静定梁の断面力を計算することができる。
2.
静定構造の断面力(2)ラーメン構造の断面力を計算することができる。
3.
積分法による梁の変形解析積分法により梁の撓みを計算することができる。
4.
仮想仕事の原理(1)仮想変位の原理を用いて支点反力を計算することができる。
5.
仮想仕事の原理(2)単位荷重法により静定構造の変形を解析することができる。
6.
仮想仕事の原理(3)単位荷重法により静定構造の変形を解析することができる。
7.
静定トラス(1)静定トラスの支点反力、断面力を計算することができる。
8.
静定トラス(2)静定トラスの支点反力、断面力を計算することができる。
9.
静定トラス(3)単位荷重法を用いてトラスの変形を解析することができる。
10.
軸力部材の座屈座屈荷重を計算することができる。
11.
影響線(1)梁の支点反力、断面力の影響線を求めることができる。
相反定理を使って、梁の変位の影響線を求めることができる。
12.
影響線(2)影響線を使うことができる。
13.
問題演習(1)ここまでの授業内容についての、いくつかの例題を解くことで、授業内容の理解を深める。
14.
問題演習(2)さらにいくつかの例題を解くことで、授業内容の理解を深める。
15.
問題演習(3)さらにいくつかの例題を解くことで、授業内容の理解を深める。