EEE-2024S
table:basic information
Title 環境工学実験 (1組)
Title (en) Experiments on Environmental Engineering60 (1組)
Schedule 2024年度後期 月曜3限、月曜4限
Course credits 1
Course code 9976123
Descriptions
[概要]環境工学分野の話題のうち、水処理分野において、実験実習、講義を通して学習する。
実験実習では、浄水、下水の単位操作に触れる。
浄水では、凝集 塩素消毒、下水では、生物学的排水処理の仕組み 酸素移動 有機物指標をキーワードしている。
実験実習の理解を深める講義では、実験実習で行った操作の原理や周辺知識について触れる。
Objectives
[目的]環境施設工学1、2で扱う内容に関連する単位操作技術として、実験を通して学生自らが実際にその現象を確認し理解すること、またそれらに関わる実験式や諸係数を求めることができるようになることを第一の目的とする。
また、実験実習や得られたデータを考察し、現場での想定ができるようになること、及び、わかりやすく簡潔にまとめ、相手に伝える能力を身につけることを第二の目的とする。
Outcomes
[到達目標]1. 標準活性汚泥法の構造を説明することができる。
2. 気液での酸素移動の現象を説明することができる。
3. 有機物指標(BOD、COD)測定ができ、その原理を含めて説明できる。
4. 活性汚泥法による、有機物分解の仕組みが説明できる。
5. 活性汚泥の管理指標(HRT、MLSS、SVI)が測定できる。
6. 凝集剤を用いた沈降分離の現象が説明できる。
7. 凝集剤の選定、濃度設定を、水質分析を通して行うことができる。
8. 塩素消毒の現象を説明できる。
9. 塩素消毒における塩素濃度の設定を行うことができる。
10. 活性炭処理の現象を説明できる。
11. チームで協力してスムーズに実験を進め、結果を得ることができる。
12. 文章をわかりやすく構成し、記述することができる。
13. 図や表を用いて、実験データをわかりやすくまとめることができる。
14. 実験結果の意味を解釈し、建設的な議論をすることができる。
※社会基盤工学科が定める学習 教育目標には、次のように対応している。
上記到達目標1. から11. までは、主として関連する学習 教育目標の(F)に基づいている。
また、12. から14. は学習 教育目標の(G)に基づいている。
(F)自分自身で、またはチームで協力しながら、土木工学に関する課題を見出し、与条件の下でそれを解決するための計画を立て、試行 検討 実行できるようになる。
(G)分かりやすく論理的に記述する力、プレゼンテーション力、建設的な議論ができる力を身につける。
他の関連する学習 教育目標:目標(B)土木工学のすべての主要専門分野(構造、材料、地盤、水理、環境、情報、計画)の基礎知識を習得するとともに、応用できるようになる。
目標(D)土木技術が自然 社会に及ぼす影響 効果を理解し、その社会的役割と責任を認識し、技術者倫理に基づいて判断できるようになる。
Course notes prerequisites
止むを得ない事情により遅刻 欠席する場合には、授業が始まる前までに授業担当の出口に直接電話連絡すること。
病欠する場合には、次回出席日に、医師の診断書/ 医療機関の領収証を提出すること。
Preparation and review
環境施設工学1で学んだことの内、特に水処理について予習と復習をしておくこと。
浄水過程を詳細に記述出来るようにしておく。
下水処理過程を詳細に記述できるようにしておく。
下水処理過程では、BODが重要視されている。
この水質指標が重要視される理由を考察しておくこと。
Evaluation
理解度確認テストを3回実施する。
理解確認テストは、第1回100%、第2回100%、第3回100%の重みをもつ。
その合計によって評価を行う。
但し,欠席の状況によっては(無断、本人不注意の遅刻など)当該分野の実験の補講および当該分野の理解確認テストを受けることが困難となる。
【フィードバックの方法】各理解度確認テストは、すべて実験授業の講義内容と一致している。
提出したレポーを各試験時に返却する。
レポートに求められているデータ整理関連の項目を再度確認すること。
TextBooks
Plan
(LETUSにあるのと乖離があるので削除)