CEM-2022S
table:basic information
Title (en) Civil Engineering Materials30
Schedule 2022年度後期 水曜2限
Course credits 2
Course code 9976398
Syllabus
Descriptions
土木構造物を適切に建設、効率的・効果的に維持管理するためには、様々な材料の特性を理解しておく必要がある。本講義では、コンクリート、鋼材、補修材料等についての基礎知識について、講義形式(基本的に対面とし、一部非同期オンラインを活用)で授業を行う。また、実務で活躍されている外部講師の講演も予定している。
Objectives
土木構造物の建設で遭遇する土木材料には、コンクリート、セメント、鋼材、有機系化合物、新素材他多岐に渡るものが存在する。これら物質の物性、用途とその用途に結びつける技術的な根拠などを理解することを目的とする。また、各種材料の設計においては倫理観も重要であることから、これに関する技術者倫理についても考える。
Outcomes
1. 建設分野における材料の役割を説明できる。
2. コンクリートのひび割れ、特殊な環境下で製造する場合のコンクリートの特性や特殊なコンクリートについて説明できる。
3. 鋼材の製造、加工、機械的性質と腐食について説明できる。
4. その他の材料の特性について説明できる。
上記1~4の内容に関する試験において、教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって、到達目標の達成と判断する。
※土木工学科が定める学習・教育目標との関連
上記[到達目標] は、下記の主として関連する学習・教育目標に基づいている。
主として関連する学習・教育目標:
目標(B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料、地盤、水理、環境・情報、計画)の基礎知識を習得するとともに、応用できるようになる。
他の関連する学習・教育目標:
目標(D) 土木技術が自然・社会に及ぼす影響・効果を理解し、その社会的役割と責任を認識し、技術者倫理に基づいて判断できるようになる。
Course notes prerequisites
コンクリート工学を履修しておくこと。
コンクリート工学で使用した教科書、LETUSにアップした資料を持参すること。
LETUSの情報を確認すること
Preparation and review
準備学習:LETUSに動画をアップしている授業の場合は、事前に内容を確認する。それ以外については、各回の授業計画を参照し、インターネットなどを活用して自ら調べておくこと。
復習:授業の内容を復習し、LETUS上の小テストに解答する。外部講師の場合はレポートにまとめること。
Evaluation
1回~6回の小テスト:20%
7回~12回、14回で実施する小テスト(またはレポート):50%
13回で実施する到達度評価:30%
なお、外部講師の話題に基づくレポートの場合は、出席者のみレポートを受領する。外部講師のレポートの提出時期は、1回目の授業内でアナウンスする。
フィードバックの方法:模範解答等は試験の次の回の講義で解説する。
Materials
鉄筋コンクリートの材料と施工、加藤佳孝ほか、鹿島出版(コンクリート工学の教科書)
Plan