製鋼スラグ処理と資源化技術
https://www.nipponsteel.com/tech/report/nsc/pdf/394-20.pdf
鉄鋼製造時の副産物である鉄鋼スラグは日本全体で年間約4 000万トン発生しているが,その成分,機械的性質等の特徴,機能により,セメント原料,路盤材,土木材等の用途にほぼ全量有効活用されている。
その用途のほとんどは自然からの新規採取原料の代替品としての機能であり,その点で鉄鋼スラグの利用拡大は環境保全に貢献する取り組みである。
一方,社会的な情勢変化により,鉄鋼スラグ市場の需給構造が変化しつつあり,新日本製鐵では,特に転炉系スラグの新機能創出とその活用に向けての利用技術開発を進めている。
転炉系製鋼スラグの生産,販売の現況,処理技術,資源化技術について述べた。
2012
#2025-10-15 20:01:06