総論から各論に流れるように書かれた本が気になる
初めに短くコンセプトがまとまっていて、その後に細かい話が続いていくような本が気になる。
分厚い本でも核となるアイデアやコンセプトは意外と数十ページにまとまってることがあり、そこを読むだけで全体の思想が読み取れることが多い。
短い中に圧縮されているというか、書く側で考えると短い中に圧縮されたメッセージの力強さをちゃんと知っておく必要がある
第一部が総論、第二部が各論
第一部
メディアはメッセージである
熱いメディアと冷たいメディア、など
第二部
貨幣
新聞
写真、など
最初が総論で以降が各論
芸術の発展
限界芸術の理念
限界芸術の研究
限界芸術の批評
限界芸術の創作
大衆芸術論
漫才の思想
ラジオ文化、など
黒岩涙香
新聞小説論──高木健夫『新聞小説史稿』を読んで──
これは全体で240ページの本だが、学問芸術論は50ページ分ぐらいで、以降は手紙とか書簡になってる