リストの活用例１

その１：ベクトルの計算過程

code:python

import numpy

x_list = []

x1, x2 = 1, 1

for i in range(10):

x1, x2 = x1/2, x2/3

print(x_list)

ここで、x_listは10個のndarrayを有するリストとなる。

code:text

この形式では、例えばx1の系列のみの抽出などを行うことができない。あくまでもこのリストが保持するndarrayはそれぞれ独立したオブジェクトであるからだ。

そこで次のように変換すると

code:python

x_array = numpy.array(x_list)

10×2のサイズをもつ１つのndarray型オブジェクトが得られる。

code:text

この形式にすれは、スライスによる各系列を容易に行うことが可能となる。

code:python

import matplotlib.pyplot as plt

plt.show()

その２：行列の計算過程

code:text

は

code:text

という具合にflattenメソッドを用いてベクトル化したうえで、その１のようにまとめてみよう。

code:python

import numpy

Q_list = []

q00, q01, q10, q11 = 1, 2, 3, 4

for i in range(10):

Q_list.append(Q.flatten())

q00, q01, q10, q11 = q00/2, q01/3, q10/4, q11/5

print(Q_list)

Q_array = numpy.array(Q_list)

print(Q_array)

実行結果

code:text

これが、以下のようになる。

code:text