フロベニウスノルム
行列要素を1列に並べて得られたベクトルの2ノルムとして定義されたノルムである。
各要素の二乗和の平方根である。
ベクトルに対しては定義されていない。
トレースとの関係
$ ||A||_F = \mathrm{tr} (AA^\top) = \mathrm{tr} (A^\top A)
直交変換との関係
$ ||UAV||_F = ||A||_F
ただし、$ U, Vは直交行列。
特異値との関係
$ ||A||_F^2 \sum_i^r \sigma_i^2
フロベニウスノルムの2乗は、特異値の2乗に等しい。