transpose関数【NumPy】

T属性【NumPy】は軸の順序を反転させる操作を行う属性であった。

同様の機能をもつものとして、ここではtranspose関数について確認しよう。

いきなり4次元配列で試す。引数には対象となる配列を与える。

code:p01.py

import numpy as np

D = np.arange(24).reshape(1, 2, 3, 4)

print('D')

print(D.ndim, D.shape)

D2 = np.transpose(D)

print('transpose(D)')

print(D2.shape)

各軸の長さを確認すると、

code:result.sh

4 (1, 2, 3, 4)

transpose(D)

4 (4, 3, 2, 1)

T属性【NumPy】と同様の結果が得られている。デフォルトでは軸の並びを逆順にする訳だ。

第２引数で変換先の軸を指定することができる。引数の数は配列の次元数（ndim属性）だけ与える。

transpose(配列, (軸0の変換先, 軸1の変換先, 軸2の変換先, 軸3の変換先, ....))

code:(続き)p01.py

D3 = np.transpose(D, (0, 2, 1, 3))

print('transpose(D)')

print(D3.ndim, D3.shape)

指定通りの形状の行列が得られている。

code:result.txt

transpose(D)

4 (1, 3, 2, 4)